肉体改造

エストロモンとは? 通販で購入前に知っておこう!

女性ホルモン製剤「プレマリン」のジェネリック医薬品であるエストロモンは、

更年期障害の不快な体調を整える働きがある女性ホルモンとして、多くの方から人気のある卵胞ホルモン薬です。

別名・結合型エストロゲンと呼ばれる医薬品で、体内へ女性ホルモンを補充する効果があります。

エストロモンの入手方法を間違えると犯罪に加担してしまう可能性がありますので、購入の前にこの記事をよく読んでおきましょう。

どうしても女性ホルモン剤を市販で手に入れたい方は、代用サプリを使うことも選択肢の一つになります。

服用を考えている男性の方には、下記記事も人気です。

プエラリアを男が飲むと女体化効果はある?半年の経過を健康被害の情報と共に紹介!

 

目次

「結合型エストロゲン」とよばれるエストロモンの効果について

「エストロゲン」とは女性ホルモンの1つです。

下記の2つは、大まかに分類した女性ホルモンです。

2分類

・エストロゲン:卵胞ホルモン
・プロゲステロン:黄体ホルモン

その中でもエストロゲンは、次のような効果が報告されています。

  • 血液の中のコレステロールを抑制
  • 肌や髪のハリを整える美容効果
  • 感情、心のバランスを保つ
  • 骨や血管を強化する
  • 女性らしい体型になる

エストロゲンは上記のような効果があります。しかし、女性ホルモンは年齢とともに減少してしまいます。

およそ35歳頃から女性ホルモンの減少が加速するともいわれていて、女性ホルモンの減少から起こりうる諸症状としては、更年期障害、卵巣機能不全症、膣炎など様々なケースがあります。

これらの更年期障害の諸症状の改善に効果があると報告されているのが、このエストロモンとなります。

『エストロモンにはエストロゲンを補う・助ける効果があります』

エストロゲン減少によっておこる諸症状を軽減できるということが報告されています。
しかし、エストロモンが直接的に症状を治療するわけではありません。

エストロモンは女性ホルモンである「エストロゲンを補給する効果のある医薬品」であり、「エストロゲン不足からおこる諸症状を緩和させる」ということを目的としている医薬品となります。

 

通販で市販されているエストロモンは購入してはいけません

……ここからが大事な話になります。

エストロモンは医薬品です。
よって、日本国内では医師の処方せんがないと入手できません。

しづか
日本の法律で規制されています

 

医者の処方箋なく入手するには輸入通販サイトからの経路になりますが、
そのような場合、もしも健康に被害が出てしまったとしても、全て自己責任となります。保険などを一切受ける事が出来ません。

また、個人輸入ということは、外国から発送する事となるため、関税や送料が大きな金額になってしまうことも珍しくありません。
粗悪品や偽物をつかまされてしまうリスクも数多く報告されています。

手続きの不備などで法律に触れるような事態にならないという保障もないため、複雑な関税や送料の手続きを勉強していく必要性もあります。

オオサカ堂や彩香のような大手輸入サイトで買う場合の注意点

では、個人輸入大手サイトである「オオサカ堂」や「彩香」「オランダ屋」「JISA」などで購入すれば合法かつ安全なのでしょうか?

いいえ、そうではありません。

 

NABP(アメリカ全国薬事評議会連合会)による認可の元、オンライン薬局を取り締まる監視機関に「レジットスクリプト」というものがあります。

その権威ある機関「レジットスクリプト」がなんと、オオサカ堂などのサイトを名指しで「不正」であると公表しています。

(参考:https://www.legitscript.com/ja/blog/2013/03/rogue-internet-pharmacy-network-roy-union-limited-targets-japanese-customers/

そしてレジットスクリプトは、こうも続けます。

不正オンライン薬局はよく「薬の個人輸入」は日本の法律で認められていて、合法なビジネスだといいます。しかしそれは本当ではありません。そして、不正オンライン薬局は、彼らの販売する薬は「本物」だといいますが、それもおそらく事実ではないでしょう。これらのウェブサイトで購入する薬は、医者の処方せんをもとに近所の薬局から入手するものとは異なります。なぜなら、ウェブサイト上で販売されている処方薬は規制されていないからです。認定された製造業者によって製造されておらず、品質管理もなされていない、という事です。

私たちから日本国民へのアドバイスはごく簡単なものです。「処方薬はオンラインで買ってはいけません」。日本で処方薬を販売する正当なオンライン薬局というものは存在しません。そして、処方薬を販売する日本語のウェブサイトで、日本の厚生省が承認しているものはありません。

 

加えて、皆様もおなじみの厚生労働省も同様の注意喚起を行っています。

(参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000040620.html

○ 国内で承認されているエストロゲンを含有する内服薬は、全て医師の処方が必要な医薬品です。

○ インターネット上では「サプリメント」や「健康食品」などと称して、本来、医師の処方が必要な医薬品と同等の海外製品が販売されていることがあります。テレビ番組などの情報から、安易にインターネットで医薬品成分を含む製品を購入しないでください。

○ なお、厚生労働省で確認したところ、「ESTROMON」の他にも、エストロゲン又はメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(女性ホルモンの一種である黄体ホルモン)を含有する未承認医薬品として下記のもがインターネットで販売されていました。購入した心当たりのある方は十分に注意をしてください。異常があった場合には、医療機関を受診してください。

 ・ PREMARIN(「プレマリン錠」として国内で承認されているものがありますが、医師の処方が必要な医薬品であり、インターネットでは買うことができません。

厚生労働省公式HP『未承認医薬品による健康被害にご注意ください』より引用

詐欺に遭うリスク。
健康被害のリスク。

そして、

自らが犯罪に加担してしまうかもしれないリスク。

こういった無駄なリスクを背負わないよう、女性ホルモンを摂取する際には十分注意を払ってください。

 

エストロモンを処方箋なく手に入れたい人は

前述の通り、エストロモンのような女性ホルモン薬は医薬品なので、医者の処方箋がないと入手できません。

しかし、類似サプリメントであれば処方箋は必要なく入手可能です。正確には女性ホルモン薬ではありませんが、選択肢の一つとしてご参考までに。

そちらに関しては、下記記事に詳細に記載しています。

 

エストロモンの主成分について

エストロモンの主成分は、卵胞ホルモンであるエストロンが配合されていて、比較的扱いやすい女性ホルモン薬として人気があります。

女性ホルモン剤というと女性利用のイメージがありますが、身体を女性化したい男性が使用することもあります。副作用が少なく比較的安価で購入することができるため、男性から女性化のホルモン薬として、性同一性障害の方(MTF:身体は男性ですが性自認が女性の方)にも大変人気のある女性ホルモン薬です。

エストロモンの効能・効果について

更年期障害に伴い発生する不快な症状を改善させる卵胞ホルモン薬です。
特に効果があるのは、発汗、のぼせなどの血管運動神経症状に対しての効果の他に、尿失禁や膣の乾燥感に対しても効果があります。

また、胸が大きくなる、髪や肌のハリを整える美容効果も報告されています。

エストロモンの副作用について

女性が服用した場合には、嘔吐感、頭痛、めまい、月経以外での出血、乳房の張り、痛み、おなかの不快感や、おなかの痛みなどが現れます。しかし、服用をスタートしてから2、3ヶ月でほとんどの場合このような副作用は軽減すると言われています。

ただ、突然の息切れ、手足のしびれ、突然視力が低下するといった症状がある血栓症になる可能性もあり、長く服用すると、乳ガンや子宮ガンといった発ガン性のリスクが増加するといわれています。

また、男性が服用すると、女性らしい体型へと変化しますが、精子をつくる機能が衰退したり、無気力、倦怠感となったり、血栓症や乳がんになる可能性があります。

以前に薬を使用して、発疹、かゆみ等のアレルギー症状が出た方、妊娠または授乳中の方は、必ず担当医師と薬剤師へご相談ください。

 

エストロモンの用法・用量について

通常成人 1日0.625〜1.25 mgを経口投与となります。

服用量については、決められた量を守ることが重要となりますが、服用タイミングは特に決められていません。そのため、処方した医師によって、服用タイミングが違う場合もあります。しかし、食前・食後という指定も特にないため、食事の前後で効果に差がでることはありません。

また、エストロモンの半減期はおよそ半日といわれていますので、効果を継続させるには、朝食後と夕食後にわけて1日2回服用する方法もあります。

身体に女性ホルモンを増やすことに対して、エストロモンは安定した高い効果を得ることが可能となり、副作用が少ないというのが大きな特徴となります。過度な服用をせずに用法用量をお守りください。

 

エストロモンをMtFの男性が飲む際の注意点・副作用

本来、エストロモンのような女性ホルモン薬は、女性が更年期障害を抑えるために飲まれることが一般的です。

ところが、男性がエストロモンを摂取すると、かえって更年期障害となってしまう副作用が報告されています。

 

更年期障害とは?

本来は更年期(40~50歳)となり、女性ホルモンがほとんどなくなった女性が、ホルモンバランスが乱れるせいで次のような症状となります。これを更年期障害と呼びます。

頭痛、のぼせ、発汗、冷え、動悸、肩こり、めまい、腰痛、不眠などの症状を伴います。 体調面だけではなく、精神的な面でも、不安感、憂鬱な気持ち、イライラなどを感じやすくなります。

 

同じく、男性が女性ホルモンを摂取することでホルモンバランスが乱れ、更年期障害となりやすい傾向にあります。

もし男性が比較的安心できる女性ホルモンを摂取したいのなら、下記記事を参考にしてください。正確には女性ホルモン薬ではありませんが、選択肢の一つとしてご参考までに。

男がプエラリアサプリを飲むと女体化できる・中性的な体になれる?副作用や危険性も合わせて効果を徹底解説!

男が女性ホルモン
プエラリアを男が飲むと女体化効果はある?半年の経過を健康被害の情報と共に紹介!

男らしい体を、女性的な体つきにしたい。 女の子になりたいけど、手術や注射はしたくない。 しづかこの記事では、「女性らしくなりたい」あなたのためになる情報を掲載しています ※なんと! 書籍『女の子の声で歌おう!』の著者が監修しています。 女の子のような体つきになりたい――そう思って色々調べてみると、 必ずと言ってもいいほど目に入るのが「女性ホルモン」というキーワードです。   確かに女性ホ ...

続きを見る

-肉体改造

© 2024 女装を初めてするキミへ――『女装男子部!』