この記事では、女性ホルモン剤の一種として知られるプレモン(プレマリンジェネリック)について解説します。
プレモンの入手方法を間違えると犯罪に加担してしまう可能性がありますので、購入の前にこの記事をよく読んでおきましょう。
どうしても女性ホルモン剤を市販で手に入れたい方は、代用サプリを使うことも選択肢の一つになります。
服用を考えている男性の方には、下記記事も人気です。
目次
プレモン(プレマリンジェネリック)とは
更年期障害にお悩みの方や女性ホルモンのバランスを整えたい方、卵胞ホルモンを補いたい方に人気の女性ホルモン剤です。
プレマリンジェネリックは女性ホルモンの一つである「エストロゲン」を配合した卵胞ホルモン製剤です。
年齢を重ねていくとエストロゲンが体内で低下していき、不快な症状が現れます。
エストロゲンを体内に補充することで、不快な症状を緩和することができます。
また、月経不順、無月経、膣炎、卵巣機能不全、子宮不正出血のほか骨粗しょう症の改善にも使用されます。
プレモン(プレマリンジェネリック)の購入方法/通販・個人輸入は全て自己責任
……ここからが大事な話になります。
プレモンは医薬品です。
よって、日本国内では医師の処方せんがないと服用できません。
医者の処方箋なく入手するには輸入通販サイトからの経路になりますが、
そのような場合、もしも健康に被害が出てしまったとしても、全て自己責任となります。保険などを一切受ける事が出来ません。
また、個人輸入ということは、外国から発送する事となるため、関税や送料が大きな金額になってしまうことも珍しくありません。
粗悪品や偽物をつかまされてしまうリスクも数多く報告されています。
手続きの不備などで法律に触れるような事態にならないという保障もないため、複雑な関税や送料の手続きを勉強していく必要性もあります。
オオサカ堂や彩香のような大手輸入サイトで買う場合の注意点
では、個人輸入大手サイトである「オオサカ堂」や「彩香」「オランダ屋」「JISA」などで購入すれば合法かつ安全なのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
NABP(アメリカ全国薬事評議会連合会)による認可の元、オンライン薬局を取り締まる監視機関に「レジットスクリプト」というものがあります。
その権威ある機関「レジットスクリプト」がなんと、オオサカ堂などのサイトを名指しで「不正」であると公表しています。
そしてレジットスクリプトは、こうも続けます。
不正オンライン薬局はよく「薬の個人輸入」は日本の法律で認められていて、合法なビジネスだといいます。しかしそれは本当ではありません。そして、不正オンライン薬局は、彼らの販売する薬は「本物」だといいますが、それもおそらく事実ではないでしょう。これらのウェブサイトで購入する薬は、医者の処方せんをもとに近所の薬局から入手するものとは異なります。なぜなら、ウェブサイト上で販売されている処方薬は規制されていないからです。認定された製造業者によって製造されておらず、品質管理もなされていない、という事です。
私たちから日本国民へのアドバイスはごく簡単なものです。「処方薬はオンラインで買ってはいけません」。日本で処方薬を販売する正当なオンライン薬局というものは存在しません。そして、処方薬を販売する日本語のウェブサイトで、日本の厚生省が承認しているものはありません。
加えて、皆様もおなじみの厚生労働省も同様の注意喚起を行っています。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000040620.html)
○ 国内で承認されているエストロゲンを含有する内服薬は、全て医師の処方が必要な医薬品です。
○ インターネット上では「サプリメント」や「健康食品」などと称して、本来、医師の処方が必要な医薬品と同等の海外製品が販売されていることがあります。テレビ番組などの情報から、安易にインターネットで医薬品成分を含む製品を購入しないでください。
○ なお、厚生労働省で確認したところ、「ESTROMON」の他にも、エストロゲン又はメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(女性ホルモンの一種である黄体ホルモン)を含有する未承認医薬品として下記のもがインターネットで販売されていました。購入した心当たりのある方は十分に注意をしてください。異常があった場合には、医療機関を受診してください。
・ PREMARIN(「プレマリン錠」として国内で承認されているものがありますが、医師の処方が必要な医薬品であり、インターネットでは買うことができません。
厚生労働省公式HP『未承認医薬品による健康被害にご注意ください』より引用
詐欺に遭うリスク。
健康被害のリスク。
そして、
自らが犯罪に加担してしまうかもしれないリスク。
こういった無駄なリスクを背負わないよう、女性ホルモンを摂取する際には十分注意を払ってください。
それでもどうしても! 女性ホルモンを医者に掛からず手に入れたい人は
前述の通り、女性ホルモン薬は医薬品なので、医者の処方箋がないと入手できません。
しかし、サプリメントであれば処方箋は必要なく入手可能です。正確には女性ホルモン薬ではありませんが、選択肢の一つとしてご参考までに。
そちらに関しては、下記記事に詳細に記載しています。
プレモン(プレマリンジェネリック)の効果・効能
更年期になると、女性ホルモン低下により、脳がパニックを起こしやすくなります。
パニックになると心身共に様々な不調が起こりやすくなります。
顔がほてり汗をかく、イライラ、憂鬱、何もやる気がでない、不眠症、不安感が取れないなど、不快な症状となります。
ホルモン量が一定に保たれることで、更年期障害の症状を緩和することができます。
毎日服用しても比較的副作用が少ないのが特徴で、女性ホルモンを維持してくれる所が大きなポイントとなります。
プレモン(プレマリンジェネリック)の副作用
飲み始めは乳房の張りや痛み、吐き気、出血や嘔吐などがおこることもあります。
その他の初期症状として、頭痛、手足の痛み、しびれ、むくみ、息苦しさ、視力低下、部分的な麻痺などが、ずっと続くようであれば医師に相談をしましょう。
また、病中病後や妊娠中など、副作用による症状が不安な方は、事前に医師へご相談することを推奨致します。
プレモン(プレマリンジェネリック)の飲み方/使用方法・量
通常1日1~2錠を服用、機能性子宮出血や膣炎は1日1~6錠を服用します。
症状や年齢により適宜増減し、薬の服用にあたって、成分にアレルギーのある方、病中病後、妊娠中、授乳中の方は必ず医師に相談してください。
また、他の医薬品を使用している方は、事前に医師へご相談することを推奨致します。
プレモン(プレマリンジェネリック)の保管方法
高温多湿・直射日光を避け、涼しい場所で保管してください。
プレモン(プレマリンジェネリック)の注意点
多少の飲み忘れは特に問題はありませんが、飲み忘れを補うために必要以上に摂取する事はおやめください。
服用・使用前は医師などの専門家に相談した上で、必ず用法・用量をお守りください。
保管方法としては直射日光を避け、湿度や温度の低い場所、お子様の手が届かない場所に保管して下さい。
プレモン(プレマリンジェネリック)をMtFの男性が飲む際の注意点・副作用
本来、プレモンのような女性ホルモン薬は、女性が更年期障害を抑えるために飲まれることが一般的です。
ところが、男性がプレモンを摂取すると、かえって更年期障害となってしまう副作用が報告されています。
更年期障害とは?
本来は更年期(40~50歳)となり、女性ホルモンがほとんどなくなった女性が、ホルモンバランスが乱れるせいで次のような症状となります。これを更年期障害と呼びます。
頭痛、のぼせ、発汗、冷え、動悸、肩こり、めまい、腰痛、不眠などの症状を伴います。 体調面だけではなく、精神的な面でも、不安感、憂鬱な気持ち、イライラなどを感じやすくなります。
同じく、男性が女性ホルモンを摂取することでホルモンバランスが乱れ、更年期障害となりやすい傾向にあります。
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