女装のためのダイエットと筋トレ|男性が、女性のような細い体型に近づく方法
「やせれば、もっとかわいく着られるのに」
「このガタイさえ、小さくなれば」
鏡の前でそう思ったことがある人は多いはずです。
ただ、女装のためのダイエットは、ふつうのダイエットと少し目標が違います。
目指すのは体重の数字ではなく、服を着たときのシルエットです。
男性が、女性のような体型に近づくために、何を減らして、何を残すのか。順番に見ていきましょう。
目次
- 男性が、女性のような体型に近づくには
- 女装で「細く見える」ために必要なこと
- ガタイを小さく、華奢に見せたい人へ
- 筋肉は、使わなければ、少しずつ細くなる
- 食事を抜いて、筋肉を落とそうとしない
- 骨の大きさは、変わらない
- 女装のための筋トレ:やっていい運動・ひかえる運動
- ヒップリフト(お尻)
- 横向きの、足上げ(お尻の横)
- ドローイン(お腹をへこませる)
- プランク(お腹全体)
- スクワット(お尻・太もも)
- 肩と、胸のストレッチ
- 「くびれ」は、筋トレだけでは、作れない
- 食事:減らすより「入れ替える」
- 運動:歩くことと、姿勢
- 歩く
- 姿勢を直す
- 体重は、どのくらいを目指す?
- やってはいけないダイエット
- 進み具合は「体重」より「体脂肪」と「ウエスト」で見る
- 今日から細く見せる方法
- よくある質問
- 女性のような体型になりたい。何から、始めればいい?
- 筋トレをやめたら、太らない?
- どのくらいで、変わる?
- 体が大きくて、女性の服が入らない
- まとめ
男性が、女性のような体型に近づくには
体の形を決めているのは、骨・筋肉・脂肪の3つです。
| 男性の体 | 女性の体に近づけるには | |
|---|---|---|
| 骨(肩幅・骨盤) | 肩が広く、骨盤がせまい | 変えられない。服と下着で、見せ方を変える |
| 筋肉 | 肩・胸・腕に、つきやすい | 上半身の筋肉を、これ以上大きくしない |
| 脂肪 | お腹まわりに、つきやすい | お腹の脂肪を落とす |
つまり、やることは3つです。
- 上半身の筋肉を、大きくしない(肩・胸・腕)
- お腹まわりの脂肪を、落とす
- 骨格は、服と下着でおぎなう
「やせる」だけでは、女性らしい体には、なりません。どこを細くして、どこに丸みを残すかが、大事なのです。
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女装で「細く見える」ために必要なこと
体重が同じでも、女性らしく見える人と、そうでない人がいます。違いは次の3か所です。
| 場所 | 目指す状態 | 方法 |
|---|---|---|
| お腹まわり | スカートのウエストがすっきり入る | 脂肪を落とす+補整下着 |
| 顔・首 | あごのラインがすっきり | 脂肪を落とす・むくみを取る |
| 肩・腕 | 筋肉で張っていない | 上半身を鍛えすぎない |
筋トレはしないほうがいいの?
脚やお尻の筋トレは大歓迎です。腕立て伏せや懸垂のように、肩と腕を大きくする運動だけ控えめにしましょう
ガタイを小さく、華奢に見せたい人へ
部活や、仕事でついた筋肉。「このガタイを、小さくしたい」という人は、多くいます。
筋肉は、使わなければ、少しずつ細くなる
筋肉は、重い負荷をかけ続けることで、大きさを保っています。
逆に言えば、負荷をかけるのをやめれば、時間をかけて、少しずつ細くなっていきます。
- 重い物を持ち上げるトレーニング(ベンチプレス・懸垂・重いダンベル)を、休む
- 代わりに、歩く・軽く走る・泳ぐなど、長く続ける運動にする
- 変化が見えるまでに、数か月かかる。あせらない
食事を抜いて、筋肉を落とそうとしない
「食べなければ、筋肉も落ちる」。これは、本当です。
でも、同時に、肌は荒れ、髪はぱさつき、体はだるくなります。きれいになるための方法としては、逆効果です。
たんぱく質(肉・魚・卵・大豆)は、ふつうの量を、毎食食べてください。プロテインを、わざわざ足す必要は、ありません。
骨の大きさは、変わらない
肩幅・手の大きさ・身長。骨の大きさは、運動でも、食事でも、変わりません。
ここは、服の形と、髪で、小さく見せます。筋肉が落ちるのを待たなくても、今日から、できます。
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女装のための筋トレ:やっていい運動・ひかえる運動
「筋トレは、全部やめたほうがいい?」。そんなことは、ありません。
きたえる場所を、えらぶのです。
| 運動 | きたえられる所 | 女装には |
|---|---|---|
| 腕立てふせ・ベンチプレス | 胸・肩・腕 | × 上半身が、厚くなる |
| 懸垂・重い物を引く運動 | 背中・腕 | × 背中が広がり、逆三角形に |
| 重いダンベルでの、肩・腕の運動 | 肩・腕 | × 肩が、張る |
| 重りを持って、体を横に倒す運動 | わき腹 | △ わき腹の筋肉が太くなり、くびれが消えることがある |
| ヒップリフト | お尻 | ◎ お尻に、丸みが出る |
| 横向きの、足上げ | お尻の横 | ◎ 腰まわりに、はばが出る |
| スクワット(重りなし) | お尻・太もも | ○ 下半身に、女性らしい厚み |
| ドローイン・プランク | お腹の奥 | ◎ お腹が、へこむ。姿勢が良くなる |
| ストレッチ | 肩・股関節 | ◎ 肩が下がり、動きが、やわらかくなる |
男性の体は、上が大きく、下が小さい。
女性の体は、その逆です。だから、上半身は休ませて、お尻と、お腹の奥を、きたえる。これが、女装のための筋トレです。
ヒップリフト(お尻)

①あおむけで、ひざを立てる
足は、腰のはばに開きます。うでは、体の横に置きます。

②お尻を、ゆっくり持ち上げる
肩と、足のうらは、床につけたまま。お尻だけを、上へ。

③肩からひざまでが、一直線
点線のように、まっすぐになったら、お尻にぎゅっと力を入れて、2秒止めます。そのあと、ゆっくり下ろします。

まちがい:上げすぎ
お腹が、点線より上に、突き出ています。腰が反って、腰を痛めます。
- あおむけに寝て、ひざを立てる。足は、腰のはばに開く
- お尻を、ゆっくり持ち上げる。肩から、ひざまでが、一直線になる所まで
- お尻に、ぎゅっと力を入れて、2秒止める
- ゆっくり下ろす
15回を、2〜3セット。
横向きの、足上げ(お尻の横)

①横向きに寝る
下のうでを、まくらにします。両足は、そろえて、まっすぐ。

②上の足を、ゆっくり上げる
ひざは、のばしたまま。つま先は、正面に向けたままです。

③このくらいで、止める
高く上げなくて、大丈夫です。お尻の横に、力が入っていれば、効いています。ここから、ゆっくり下ろします。

まちがい:つま先が、上を向いている
つま先が天井を向くと、体が後ろに開いて、お尻の横に、効きにくくなります。
- 横向きに寝る。下の腕を、まくらにする
- 上の足を、ひざをのばしたまま、ゆっくり上げる(30度くらいまで。高く上げなくて、いい)
- ゆっくり下ろす
左右15回ずつ、2セット。腰の横に、丸みが出てきます。
ドローイン(お腹をへこませる)

①あおむけで、ひざを立てる
両手を、お腹の上に置きます。まずは、ふつうに息をします。

②息を吐きながら、お腹をへこませる
おへそを、背中に近づけるように。お腹が下がっていくのを、手で感じます。

③へこませたまま、10〜30秒
点線が、もとのお腹の高さです。へこませたまま、浅く呼吸を続けます。

立ったままでも、できる
背すじをのばして、同じように、お腹を引っこめます。
- あおむけに寝て、ひざを立てる
- 息を、ゆっくり吐きながら、おへそを、背中に近づけるように、お腹をへこませる
- へこませたまま、浅く呼吸をして、10〜30秒
- ゆるめる
5回くり返します。立ったまま・すわったままでも、できます。
お腹を、内側から引きしめる筋肉が使われ、ウエストが、すっきりしてきます。
プランク(お腹全体)

①ひじと、ひざを、床につく
うつぶせになり、ひじから先を、床に置きます。つま先も、床に立てます。まず、この形から。

②ひざを浮かせて、一直線に
ひじと、つま先だけで、体をささえます。点線のように、肩からかかとまでが、まっすぐ。このまま、20〜30秒、止まります。

まちがい:お尻が上がりすぎ
お尻が、点線より上に出て、山の形になっています。お腹に、力が入りにくくなります。

まちがい:腰が落ちている
腰が、点線より下に落ちて、反っています。腰を痛めやすくなります。
- うつぶせになり、ひじと、つま先で、体をささえる
- 頭から、かかとまでを、一直線に。お尻を、上げすぎない・下げすぎない
- 20〜30秒、止まる
2〜3セット。
スクワット(お尻・太もも)

①足を、肩のはばに開いて立つ
うでを前にのばすと、バランスが取りやすくなります。つま先は、少し外へ。

②お尻を、後ろへ引きながら下げる
いすにすわるつもりで。ひざからではなく、お尻から動かします。

③太ももが、床と平行で止める
背すじは、まっすぐのまま。ここから、かかとで床を押して、ゆっくり立ちます。

まちがい:背中が丸く、ひざが前に出ている
ひざが、つま先より前に出て、かかとが浮いています。ひざを痛めやすくなります。
- 足を、肩のはばに開いて立つ。つま先は、少し外に向ける
- いすにすわるように、お尻を後ろに引きながら、ゆっくりしゃがむ
- 太ももが、床と平行になるあたりで止める。ひざが、つま先より前に出すぎないように
- かかとで、床を押すようにして、ゆっくり立ち上がる
10〜15回を、2セット。重りは、持ちません。
肩と、胸のストレッチ

①両手を、背中の後ろで組む
肩が、前に丸まった所から、始めます。

②組んだ手を、下へ引く
ひじを、のばします。肩が、後ろへ下がっていきます。

③肩甲骨を寄せて、胸を開く
手を、お尻から少し離します。このまま、ゆっくり呼吸をして、20秒。
- 背すじをのばして立つ(すわったままでも、いい)
- 両手を、背中の後ろで組む
- 組んだ手を、下に引きながら、左右の肩甲骨を、真ん中に寄せる
- 胸を開いたまま、ゆっくり呼吸をして、20秒
1日に、2〜3回。
前に丸まった肩が、後ろに開き、肩が下がって、首が長く見えるようになります。
無理は、しない
- 痛みが出たら、やめる
- 腰や、ひざに不安がある人は、医師に相談してから
- 毎日やらなくていい。1日おきで、十分
「くびれ」は、筋トレだけでは、作れない
男性は、骨盤がせまく、肋骨から腰までが、まっすぐです。
お腹を引きしめても、女性のような大きなくびれには、なりにくい体です。
くびれは、お尻の丸みを足すことと、下着でウエストをしぼることで、作ります。
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食事:減らすより「入れ替える」
やせるかどうかは、食べた量と使った量の差で決まります。特別な食品は必要ありません。
今日からできる入れ替え
- 甘い飲み物 → お茶・水・無糖のコーヒー
- 大盛りのごはん → 普通盛り
- 揚げ物 → 焼いたもの・蒸したもの
- 夜食のお菓子・カップ麺 → 食べない日を週に何日か作る
そのうえで、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質は毎食きちんと食べましょう。たんぱく質が足りないと、肌と髪が荒れます。きれいになるためのダイエットで肌が荒れては意味がありません。
運動:歩くことと、姿勢
激しい運動は続きません。おすすめは次の2つです。
歩く
1日20〜30分、少し速めに歩きます。通勤や買い物の道を少し遠回りするだけでもかまいません。脂肪を落としつつ、脚の形も整います。
姿勢を直す

よくない姿勢:背中が丸い
頭が前に出て、お腹も、前に出ています。

①壁に、4か所をつけて立つ
かかと・お尻・肩・頭の後ろ。お腹を、軽く引っこめます。

②そのまま、壁から離れる
壁がなくても、同じ姿勢を、保ちます。
じつは、いちばん早く見た目が変わるのが姿勢です。
背中が丸まるとお腹が前に出て、肩が内側に入り、がっしり見えます。
- 壁に、かかと・お尻・肩・頭の後ろをつけて立つ
- お腹を軽く引っこめる
- その姿勢のまま、壁から離れる
これを1日に何度か思い出すだけで、お腹まわりの見え方が変わってきます。
体重は、どのくらいを目指す?
「女装をするなら、何キロまで、落とせばいい?」
目安は、BMI(体格の指数)で、18.5〜22のあいだです。
BMIは「体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)」で、計算できます。
| 身長 | この範囲なら、十分(BMI 18.5〜22) |
|---|---|
| 160cm | 48〜56kg |
| 165cm | 51〜59kg |
| 170cm | 54〜63kg |
| 175cm | 57〜67kg |
| 180cm | 60〜71kg |
この範囲にいれば、服は、十分きれいに着られます。それ以上、落とす必要は、ありません。
女性の服が似合うかどうかは、体重より、ウエストと、肩と、お尻のバランスで決まります。
同じ体重でも、お腹が出ていて肩が張っている人と、お腹がへこんでお尻に丸みがある人とでは、まったくちがって見えます。
やってはいけないダイエット
体をこわすやり方
- 食事を極端に抜く 筋肉が落ちて、肌と髪がボロボロになり、すぐにリバウンドします
- 「飲むだけでやせる」をうたう物に頼る 食事と運動を変えなければ、体は変わりません
- やせすぎを目指す 身長に対して体重が少なすぎる状態(BMI 18.5未満)は、健康を損ないます
- サプリや、ホルモン剤で、体を変えようとする 自己判断で使うと、命に関わる副作用があります
食べることへの不安が強い、食べたあとに吐いてしまう、といったことがあれば、がまんせずに心療内科などへ相談してください。
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進み具合は「体重」より「体脂肪」と「ウエスト」で見る
体重は、水分だけで1日に1kgくらい動きます。毎日の数字に一喜一憂すると続きません。
週に1回、同じ時間に、体脂肪率とウエストの太さを記録しましょう。
今日から細く見せる方法
ダイエットも、体づくりも、時間がかかります。でも、女装は今日したいですよね。
服と下着を使えば、いまの体のままで、見た目はすぐに変えられます。

- 補整下着でお腹を押さえる
- ヒップにパッドを足す(腰に丸みが出ると、ウエストが細く見えます)
- ウエストに切り替えのある、広がるスカートをはく
- 黒いタイツで脚を引きしめて見せる
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よくある質問
女性のような体型になりたい。何から、始めればいい?
- 上半身の、重い筋トレを休む
- 甘い飲み物と、夜食をやめる
- 1日20分、歩く
- ヒップリフトと、ドローインを、1日おきに
この4つからです。そして、今日の女装は、補整下着と服で、作ってしまいましょう。
筋トレをやめたら、太らない?
食べる量が同じなら、使う量が減った分、脂肪は、つきやすくなります。
重い筋トレを休むなら、歩く時間を、足しましょう。
どのくらいで、変わる?
お腹まわりは、食事と歩くことを変えて、1〜2か月で、変化を感じる人が多いようです。
筋肉が細くなるのは、もっと、ゆっくりです。半年〜1年の気持ちで。
体が大きくて、女性の服が入らない
やせるのを、待たなくて、大丈夫です。大きいサイズの服と、形のえらび方で、今の体のまま、楽しめます。
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まとめ
- 目標は体重ではなく、お腹・顔・肩のシルエット
- 上半身の筋トレは休む。お尻と、お腹の奥を、きたえる
- 食事は抜かずに入れ替える。たんぱく質は減らさない
- 体重は、BMI 18.5〜22のあいだなら、十分。それ以上、落とさない
- 骨格は変わらない。服と下着で、おぎなう
- 補整下着と服で、今日から細く見せられる
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