女装の自撮りのコツ|かわいく写る角度・光・ポーズと、写真の加工のしかた
鏡で見ると、かわいい。
なのに、写真に撮ると、「あれ?」。
顔が、大きい。あごが、ごつい。肩が、広い。
鏡の中の自分と、ぜんぜん、ちがう。
それは、あなたの女装が、失敗しているからでは、ありません。
カメラの「写り方のくせ」を、知らないだけです。
光と、角度と、ポーズ。この3つを変えれば、同じ顔が、別人のように写ります。
目次
なぜ、写真だと、ちがって見えるのか
| 原因 | 何が起きるか |
|---|---|
| レンズに近い物が、大きく写る | スマホを近づけると、鼻・あごが大きく写る |
| 上からの明かり | 目の下・ほお・あごに、影ができる。骨ばって見える |
| 動きが、止まる | 表情の「とちゅう」が、写る |
| 左右が、反対 | 鏡で見なれた顔と、逆になる。ちがって感じる |
鏡では、いちばん良い角度を、自分で選んで、見ています。
写真でも、同じように、良い角度を選ぶ。それだけのことです。
何枚撮っても、かわいく写らない……
100枚撮って、1枚あれば、十分です。きれいな写真をのせている人も、みんな、たくさん撮って、選んでいるんですよ
1.光
写真は、光で決まります。
窓からの光が、いちばん

窓のほうを向く
肌が、なめらかに写る。目に、光が入る。

天井の明かりの下
目の下・鼻の下・あごの下に、影が出る。
昼に、窓のそばで、窓のほうを向いて撮ります。
- 肌が、なめらかに写る
- ヒゲの青み・毛穴が、目立ちにくい
- 目に、光が入る
直接、日が当たると、影が強く出ます。レースのカーテンごしの光が、ちょうどいい、やわらかさです。
避けたい光
| 光 | 起きること |
|---|---|
| 真上の、天井の明かり | 目の下・ほおに、影。つかれて見える |
| 後ろからの光(窓を、背にする) | 顔が、暗くなる |
| 下からの光 | こわい顔になる |
| 片側だけの、強い光 | 顔の骨が、くっきり出る |
夜に、撮るなら
- 顔の正面に、明かりを置く
- 白い壁に向かって立つと、壁が光をはね返して、顔が明るくなる
- ひざの上に、白い紙・白いタオルを置くと、あごの下の影が、うすくなる
- リングライト(輪の形のライト)があると、いつでも同じ明るさで撮れる
目に、光を入れる
黒目の中に、白い光の点が写ると、目が、いきいきして見えます。
明るい窓や、ライトのほうを、見る。それだけで、入ります。
2.カメラの、高さと角度
少し、上から

下から
あごと、鼻の穴が目立つ。

正面から
見たままに写る。

少し上から
目が大きく、あごが小さく写る。

カメラを、目の高さより、少し上に持ち、少しだけ、見上げます。
- 目が、大きく写る
- あごが、小さく写る
- 首の、のどぼとけが、目立ちにくい
上げすぎない
頭の上から撮ると、おでこばかりが大きく写り、不自然になります。
目の高さから、こぶし1〜2つ分、上くらいで。
下からは、撮らない
下から撮ると、あご・首・鼻の穴が、大きく写ります。
男性的な所が、いちばん目立つ角度です。
顔を、少しななめに

正面
顔のはばが、そのまま写る。

少しななめ
ほおの線が、細く見える。
真正面は、顔の幅が、そのまま写ります。
顔を、左右どちらかに、少しだけ向ける。
ほおの線が、細く見え、鼻すじも、きれいに写ります。
右と左、どちらが良いかは、人によって、ちがいます。両方撮って、くらべましょう。
カメラを、はなす
スマホを、顔に近づけるほど、鼻が大きく、顔が丸く写ります。
- うでを、いっぱいに、のばす
- もっと、はなしたいときは、スマホを置いて、タイマーで撮る
- はなれて撮り、あとから、まわりを切り取る
内側のカメラと、外側のカメラ
スマホの、画面側のカメラ(内側)は、広く写るレンズで、顔がゆがみやすい物です。
背中側のカメラ(外側)のほうが、きれいに写ります。
鏡に向かって、外側のカメラで撮るか、スマホを立てて、タイマーで撮りましょう。
3.目線と、表情
目線
- レンズを、見る(画面の中の、自分の顔ではなく)
- レンズの、少し上を見ると、目が開いて、やわらかい表情になる
- わざと、目線を外す(横・下)と、自然な感じが出る
表情
- 口角を、少し上げる。口を、とじたまま、ほほえむ
- 歯を見せて笑うときは、「い」の口
- あごを、引く(引きすぎると、二重あごになる)
- 撮る前に、いちど、目をとじて、ゆっくり開く。自然な目になる
かたい顔になるときは、動画で撮って、良いところを、静止画にする方法も、あります。
4.手と、小物
顔のまわりに、手や物を持ってくると、顔が小さく見え、輪郭も隠せます。
手
- ほおに、指先を、そっとそえる
- あごの下に、手を置く
- 髪を、耳にかけるしぐさ
- 口もとに、手を当てる
手は、「横」を見せる
手の甲を、正面からカメラに向けると、大きく、ゴツく写ります。
小指のほうを、カメラに向ける。指を、そろえて、軽く曲げる。
カメラに近い手は、大きく写ります。手は、顔と同じ距離か、顔より後ろに。
小物
- ぬいぐるみを、ほおに寄せる
- マグカップ・飲み物を、両手で持つ
- 花・本・帽子
- ウィッグの毛先を、つまむ
- スマホで、顔の一部を隠す(鏡ごしの写真)
- マスク
あご・エラ・口もと。自信のない所は、小物で隠してしまいましょう。
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5.背景
- 白・うすいピンク・ベージュの、明るい壁や、カーテン
- 無地の布を、壁に貼る
- 物が、ごちゃごちゃ写ると、顔に目が行かない
明るい背景は、光をはね返して、顔も明るくしてくれます。
背景は、身バレのもと
部屋の家具・窓の外・郵便物。SNSにのせるなら、写っている物を、全部確かめましょう。
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6.体を、きれいに写す
肩幅を、目立たせない
- 体を、ななめに向ける(カメラに、正面を向けない)
- 肩を、下げる。力を、抜く
- 髪を、肩の前にたらす
- カメラに近い肩を、少し引く
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首を、長く
- あごを引きつつ、頭のてっぺんを、上に引っぱられるように
- 肩を下げると、首が長く見える
- のどぼとけは、チョーカー・えり・髪で
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全身の写真

正面を向いて、まっすぐ立つ
肩と腰のはばが、そのまま写る。

ななめに立ち、足を前後にずらす
体が細く、足が長く見える。
| 撮り方 | 写り方 |
|---|---|
| カメラを、腰〜胸の高さに置く | 足が長く、バランスよく写る |
| カメラを、目の高さより上 | 頭が大きく、足が短く写る |
| カメラを、ひざより下 | 足は長いが、あごの下が写る |
- スマホを、たな・三脚に置いて、タイマー(3秒・10秒)で撮る
- 足を、前後に少しずらして立つ。ひざを、そろえる
- 片足に体重をかけ、腰を、少し横に出す
- 足もとを、画面の下ぎりぎりに入れると、足が長く写る
鏡の前で、スマホを持って撮る「鏡ごしの写真」は、スマホで顔を隠せるので、はじめての人に向いています。
鏡を、きれいにふいてから撮りましょう。
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すわって、撮る
- いすに、浅くすわり、ひざを、そろえて、ななめに流す
- ゆかにすわるなら、横ずわり
- すわると、身長も、肩幅も、分かりにくくなる
7.撮る前の、確認
シャッターの前に
- ウィッグの前髪・分け目
- ファンデーションのよれ・テカリ(写真では、テカリが目立つ。パウダーで、おさえる)
- 口紅が、はみ出していないか
- えり・リボンの、ゆがみ
- ブラのひも・下着の線
- レンズを、ふく(指のあぶらで、くもっていると、全体が白くぼやける)
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写真の、加工
加工は、「別人にする」ためでなく、「目で見た印象に、近づける」ために使います。
1.明るさ
最初に、明るさを上げる。これだけで、印象は、大きく変わります。
- 明るさを、少し上げる
- コントラスト(明るい所と、暗い所の差)を、少し下げる → やわらかい印象に
- あたたかみを、少し足す → 肌の血色が、良く見える
白く、飛ばしすぎると、のっぺりします。鼻の形が、分かるくらいで、止めましょう。
2.肌
- なめらかにする機能を、弱くかける
- ニキビ・ヒゲの剃りあと・ほくろを、消す機能で、点で消す
- 強くかけすぎると、人形のようになる。肌の質感が、少し残るくらいで
3.目
- ほんの少しだけ、大きくする
- 大きくしすぎると、顔全体のバランスが、くずれる
- 背景の線(壁・ドア・タイルの目地)が、ゆがんでいないかを見る。ゆがみは、加工のしるし
4.輪郭
- あご・エラを、少しだけ細く
- やりすぎると、あごがとがり、首とのつながりが、おかしくなる
5.切り取り
- 余計な物を、切る
- 顔を、真ん中より、少し上に置くと、落ち着いた写真になる
加工は、「やりすぎた」と思う手前で、止める
加工した写真を、1時間おいてから、もう一度見る。
「やりすぎた」と感じたら、半分にもどしましょう。
加工の前の写真
もとの写真は、消さずに、残しておくと、やり直せます。
ただし、SNSにのせる人は、もとの写真を、まちがえて送らないように、別のフォルダへ。
うまく撮れないときの、見直し
| なやみ | 見直す所 |
|---|---|
| 顔が、大きい | カメラを、はなす。顔を、ななめに。手や髪を、ほおにそえる |
| あご・エラが、ごつい | 少し上から。あごを引く。髪・手・小物で隠す |
| ヒゲの青みが、写る | 窓の光で、正面から。ベースメイクを、見直す |
| 目が、小さい | カメラを、少し上に。レンズの少し上を見る |
| 肩が、広い | 体を、ななめに。髪を、前にたらす。すわる |
| 顔が、暗い | 窓のほうを向く。白い物で、光をはね返す |
| 表情が、かたい | たくさん撮る。動画から、切り出す |
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よくある質問
カメラのアプリは、何を使えばいい?
スマホに、最初から入っているカメラで、十分です。
肌や明るさを、撮りながら整えるアプリもあります。使うなら、効果を、弱めに。
自撮り棒は、いる?
なくても、撮れます。
全身を撮りたい人は、三脚(スマホを立てる台)のほうが、役に立ちます。
人に、撮ってもらうほうがいい?
女装サロンなら、スタッフが、撮ってくれます。
光も、角度も、プロにまかせられるので、きれいな1枚が残ります。
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まとめ
- 昼の、窓のそばで、窓のほうを向いて撮る
- カメラは、目の高さより少し上。顔は、少しななめ
- スマホを、顔に近づけない。はなして撮って、切り取る
- 手や小物を、顔のまわりに。手は、横を見せる
- 全身は、カメラを腰〜胸の高さに置いて、タイマーで
- 加工は、明るさ→肌→目の順に、少しずつ
- たくさん撮って、1枚を選ぶ
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