女装をする時、案外多くの方が迷うと言われているのがウィッグの選び方です。
ウィッグは材質はもちろんのこと、長さやカットのされ方、髪の毛のカール具合など色々と違うポイントがあるので、どれを選べばいいのか迷ってしまうという方が多いのです。
そこで今回の記事ではそんな迷いがちな自然に見えるウィッグを選ぶ際のポイントについて、ご紹介したいと思います。
自然な女装をして、パス度(第3者から見て、女性だと思われるレベル)を上げたい方はぜひ参考にしてくださいね。
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目次
女装で使うウィッグを選ぶ際の7つのポイント
女装で使うウィッグを選ぶ際のポイントは大きく7つに分けることができます。
どれも大事なポイントなので、ウィッグ選びに失敗しないためにもここでしっかりと確認しておきましょう!
ポイント1.慣れないうちは輪郭をカバー出来るロングヘアーのウィッグを選ぶ
女装のためのウィッグを選ぶ際の1つ目のポイント、それは長めのウィッグを選ぶということです。
もちろん、何かのキャラクターなどにコスプレをするのであればそのキャラクターの髪の毛の長さに合わせる必要があるので、場合によっては短めのウィッグを選ぶ必要が出ることもあります。
しかし、特に理由やこだわりがない場合には長めのウィッグを選ぶことがおすすめです。
なぜ長めのウィッグを選ぶのが良いのかというと、理由はただ1つ、パス度を下げてしまう要因をカバーできることにあります。
例えば、長い髪のウィッグであれば男臭い顔のパーツや輪郭を隠すことでカバーすることが出来ますし、地毛との境目が見えづらいので、風が吹いたりしてもウィッグをしていることそのものがバレづらかったりします。
このように長いウィッグを選ぶだけで、「こいつ男じゃね?」とバレてしまう可能性を低くできるのでおすすめ出来るのです。
ちなみに爽やかな印象を出したい時には短めのウィッグの方が良いこともあるのですが、初心者の場合、自然にウィッグを付けられずに周りから見てバレバレの状態になってしまうことになりがちです。
そのため例え爽やかな印象の女装をしたくても、経験が浅いうちはまずは長めのウィッグからはじめて、慣れてきてから徐々にウィッグの長さを短くしていくのがよいでしょう。
ポイント2.ウィッグの髪質は自然なツヤに仕上がっているものを選ぶ
自然な女装のためのウィッグを選ぶ時には、髪質にも気を配る必要があります。
なぜなら現在日本で販売されているウィッグの中には、ウィッグを知らない人が見てもすぐにわかるほどあまりにも不自然なツヤが出ているものがあり、それを選んでしまうと当然女装をしていることもすぐにバレてしまうことになるからです。
では女装をする時には具体的にどのような髪質のものを選べばいいのかというと、一言で表せば、「マット感もある自然なツヤの髪質」に仕上がっているウィッグです。
先程もお話した通り、誰から見ても違和感が感じられるようなウィッグというのは、地毛では絶対にありえないような「人工的なツヤツヤ感」が出ています。
その反対に、周りから見てもバレないような自然なウィッグというのは、普通の人の髪の毛のように「多少のマット感」も混ざった自然なツヤに仕上がっているのです。
そのため特にコスプレなどではなく日常生活などに女性として溶け込みたいという方は上記のような自然な艶に仕上がっているウィッグを選ぶようにすると良いでしょう。
ポイント3.つむじは不自然な「点」になっているものではなく、自然な「線」になっているウィッグを選ぶ
あまり目立たないのにも関わらず、自然なウイッグを選ぶためには必ず確認しておきたいポイントというものがあります。
それがウィッグのつむじ部分です。
実はウィッグのつむじには、点のものと線のものの2つのタイプのつむじがあります。
そしてこのタイプの中で自然さを出したいのであれば、線のつむじになっているウィッグを選ぶべきなのです。
なぜなら人間のつむじ、特に女性のつむじは点ではなく長細い1本の先のようになっていることがほとんどだからです。
そのため長い髪のウィッグにも関わらず点のつむじのタイプを選んでしまうと、どことなく違和感が生まれてしまい、それがきっかけで女装をしていることがバレてしまうこともあります。
そうならないためにも目立たない箇所ではありますが、つむじに関してもしっかりとチェックしておくことをおすすめします。
ポイント4.地毛と同じ、もしくは近い色のウィッグを選ぶ
女装をする際にはいつもの自分とは違った印象にしたいからと、地毛と大きくかけ離れた髪色のウィッグを選ぶという人が多いのですが、パス度を上げたいのであればそれはあまりおすすめできません。
なぜなら地毛と明らかに違うような色のウィッグを付けてしまうと、ふとした拍子、例えば風が少し吹いたりして生え際が見えた時などにその時点ですぐにウィッグを付けていることがバレてしまうからです。
そのため基本的には女装をする時のウィッグは地毛と同じ、もしくはそれに違い色のものを選ぶほうが良いのです。
ただし、ヘアウィッグは完全な黒色だと不自然な艶が出てしまって逆に目立ってしまうことが多いので、地毛が黒色の場合には黒ではなく、ダークブラウンなどの暗めの色を選ぶようにすることをおすすめします。
ちなみに何かしらの理由があってどうしても地毛とは明らかに違うウィッグを付けたいという時には、一時的に髪の毛を染められるヘアワックスやヘアスプレーなどを使って生え際の箇所だけでもウィッグに近い色にしておくと良いでしょう。
ポイント5.価格が安すぎるものには注意する
女装をするためのウィッグを選ぶ最後のポイントは、価格があまりにも安すぎるウィッグは選ばないようにすることです。
なぜ価格があまりにも安すぎるウィッグは選ばないほうが良いのかというと、答えは単純で価格が安いウィッグはその品質も安っぽくなっている傾向に多いからです。
もちろん安いウィッグが全てそうであるというわけではありません。しかしその傾向があることは確実です。
安物買いの銭失いとなりたくないのであれば、あまりにも安すぎるウィッグはなるべく選ばないようにしておくことをおすすめします。
ただし、あくまでも安すぎるウィッグは選ばないようにするだけで、 高いウィッグを選べば良いと言うわけではないので、そこは勘違いしないように注意しましょうね。
ポイント6.頭に簡単にフィットさせられるアジャスター機能があるかどうか
ウィッグ初心者がやりがちな失敗として、頭の大きさに合っていないものを買ってしまうこと。
これをやってしまうと、極端な例ではウィッグが小さすぎて被れなかったり、あるいは無理矢理被れても常に頭が締め付けられるような窮屈な思いをすることもしばしば。
その逆にブカブカすぎると、「あ、あいつどう見てもヅラ!w」とカツラを被っていることが丸わかりになってしまうのもまた悩みどころ。
なので、購入の際は頭の大きさや形に合わせて調節できるアジャスター機能があるかどうか、もしくは十分な伸縮性が確保されているかどうかに注意しましょう。
ポイント7.耐熱性が180度以上あり、ヘアアイロンやコテ・ドライアーが使用可能
最近のものは180度以上の耐熱性を持ったウィッグがほとんどのため、基本的には気にしないでもまず大丈夫です。
しかし中には、まれに耐熱性の無い化成繊維のものも紛れていますので念のため注意が必要!
部分用ウィッグならまだしも、フルウィッグで耐熱性が180度ないとヘアアイロンどころかドライヤーも使えないため、ものすごく使い勝手が悪いです。
もちろんヘアアレンジできる範囲も大幅に制限されてしまいます。
「一番自然な見た目のウィッグ」の販売店おすすめランキング!【2020年度版】
1位:アクアドール
おすすめ度 | 見た目の自然さ | つけ心地 | 価格 |
◎ つむじ・生え際のナチュラル感 |
◎ 快適な付け心地 |
◎ 送料無料,2000円台からアリ |
アクアドールもまた、数々の雑誌やテレビでも紹介されたことのあるウィッグメーカーです。
2000円台から買える低価格さでありながら、サラサラの髪質、不自然なテカりのなさ、つむじ部分の人工皮膚の完成度の高さなど、もはや芸術品です。
2位:DIVA
おすすめ度 | 見た目の自然さ | つけ心地 | 価格 |
〇 つむじ・生え際のナチュラル感 |
◎ 快適な付け心地 |
◎ 4,400円(税込)以上のお買物で送料無料 980円台からアリ |
1,000円を下回る圧倒的安価な価格で、それなりに使えるコストパフォーマンスに優れたメーカーが、DIVAです。品質ではアクアドールに一歩劣るため女装ガチ勢やMtFの方には不向きなものの、ライトに趣味女装を楽しむのであればDIVAが最適です。
アクアドールに品質で劣るとはいえ、へたにその辺の高いメーカーのものを買うよりもDIVAのほうがよっぽど優れています。アクアドールがやばすぎるだけです。
ポイントを抑えて自分に合ったウィッグを選ぼう!
さて今回は女装する時のウィッグの選び方のポイントについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
女装する際のウィッグというのは、女装のクオリティを高めるためにはかなり重要な要素となるものです。
ですので、女装のクオリティ、つまりパス度を上げて本当の女性のようになりたい方はぜひ上記のポイントを抑えて、あなたの魅力を最大限に引き出すような素晴らしいウィッグを選んでみていただきたいと思います!