女装をするなら日焼け止めを|選び方・塗り方・日焼けの跡を作らないコツ
はじめてノースリーブのワンピースを着て、鏡の前に立った。
そのとき、気づくのです。
腕の途中から、色がちがう。
半そでの跡が、くっきり。首のうしろも、Tシャツの形に焼けている。足首には、くつ下の線。
男性の日焼けの跡は、女性の服を着たときに、いちばん目立ちます。
目次
女装をする人こそ、日焼け止めが必要な理由

男性は、ふだん日焼け止めを塗りません。
そのため、男性の服の形に、日焼けの跡がついています。
| 日焼けの跡 | 目立つ服 |
|---|---|
| 半そでの跡(二の腕) | ノースリーブ・キャミソール・そでの短い服 |
| 首のうしろ・えりの跡 | えりの開いた服・髪をまとめたとき |
| くつ下の跡(足首) | スカート・サンダル |
| 腕時計の跡 | そでの短い服 |
| 顔と首の色の差 | すべての服 |
日焼けの跡は、消えるまでに何か月もかかります。
作らないことが、いちばんの近道です。
夏だけ気をつければいいよね?
紫外線は、1年じゅう出ています。くもりの日でも、冬でも、肌には届いているんです
そしてもう1つ。
紫外線は、しみ・くすみ・肌の乾燥の大きな原因です。
白くて、なめらかな肌を目指すなら、日焼け止めは欠かせません。
日焼け止めの選び方
パッケージには、「SPF」と「PA」という2つの数字が書かれています。
| 表示 | 何を防ぐ | 見方 |
|---|---|---|
| SPF | 肌を赤くする紫外線(UVB) | 数字が大きいほど、防ぐ力が強い。いちばん高い表示は「50+」 |
| PA | 肌の奥まで届く紫外線(UVA) | 「+」が多いほど、防ぐ力が強い。いちばん多いのは「++++」 |
場面で、選ぶ
| 場面 | 目安 |
|---|---|
| 通勤・買い物など、ふだんの生活 | SPF20〜30、PA++〜+++ |
| 屋外で長くすごす・スポーツ | SPF50、PA++++ |
| 海・山・炎天下 | SPF50+、PA++++。水に強いタイプ |
迷ったら、SPF50+・PA++++の物を1本持っておけば、どんな場面でも使えます。
使い心地で、選ぶ
日焼け止めは、毎日塗れることがいちばん大切です。
「白くなる」「ベタベタする」「においがきつい」と感じたら、続きません。
水のように軽く、白くならないタイプを選びましょう。
塗る量が、足りていない
日焼け止めを塗っているのに焼ける人は、ほとんどが量が足りていません。
| 場所 | 量の目安 |
|---|---|
| 顔 | パール2つぶ分 |
| 首 | パール1つぶ分 |
| 腕(片方) | 手首からひじ、ひじから肩に、それぞれ線を1本引くくらい |
| 脚(片方) | 足首からひざ、ひざから足のつけ根に、それぞれ線を1本引くくらい |
「多いかな」と思うくらいで、ちょうどいい量です。
日焼け止めの塗り方
顔
- スキンケアを終えて、2〜3分おく
- パール1つぶ分を、おでこ・両ほお・鼻・あごの5か所に置く
- 顔の中心から外へ、やさしく伸ばす
- もう一度、同じ量を重ねる(2度塗り)
- 手のひらで、顔を押さえてなじませる
首・腕・脚

容器から、肌の上に直接、線を引くように出します。
手のひら全体で、大きく円をえがくように広げます。
すりこまず、肌の上にうすい膜を作るつもりで。
塗り忘れやすい所
ここも、忘れずに
- 耳・耳のうしろ
- 首のうしろ・うなじ
- 髪の生え際
- 手の甲・指
- 足の甲・足首
- ひざの裏
女装で髪をまとめたり、サンダルをはいたりしたときに、塗り忘れた所の色のちがいが見えてしまいます。
メイクをする日の順番
スキンケア → 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデーション
日焼け止めは、スキンケアのあと、メイクの前に塗ります。
塗ったら、1〜2分おいて、なじんでから下地へ進みましょう。
あわせて読む女装のベースメイクの順番と、化粧下地の使い方|塗る量・崩れない塗り方
塗り直しが、いちばん大事
日焼け止めは、汗や皮脂、こすれで、少しずつ落ちていきます。
2〜3時間ごとに、塗り直すのが理想です。
| 場面 | 塗り直し方 |
|---|---|
| メイクをしていない | そのまま、上から重ねる |
| メイクをしている | ティッシュで皮脂を押さえてから、日焼け止め入りのパウダーかスプレーを重ねる |
| 汗をかいた・水にぬれた | タオルで押さえてふいてから、塗り直す |
日焼け止め以外の、守り方
- 日傘 顔・首・肩を、まとめて守れます
- 帽子 つばの広い物を
- 長そで・アームカバー 腕の日焼けを防ぎます
- 日かげを歩く
- 10時〜14時の外出をへらす 紫外線がいちばん強い時間です
日傘は、いまは、男性が使っていても、めずらしくありません。黒や紺の、かざりのない物なら、ふだんの姿でも使えます。
落とし方
日焼け止めは、洗顔料や石けんだけでは落ちにくい物があります。
顔は、メイク落としを使ってから、洗顔を。
体は、ボディソープをよく泡立てて、ていねいに洗います。
「石けんで落とせる」と書かれた物は、いつもの洗顔料で落とせます。
日焼けしてしまったら
- 冷やす ぬらしたタオルや、流水で、ほてりがおさまるまで
- うるおす 刺激の少ない化粧水や乳液を、たっぷりと
- こすらない 皮がむけてきても、むりにはがさない
- 水分をとる
水ぶくれができたり、痛みが強かったりするときは、皮膚科を受診してください。
すでにある日焼けの跡は、どうする?
残念ながら、すぐに消す方法はありません。
肌が生まれ変わるのを、待つことになります。
そのあいだは、服とメイクで隠しましょう。
- 半そでの跡 → そでのある服、カーディガンをはおる
- くつ下の跡 → 黒いタイツをはく
- 顔と首の色の差 → ファンデーションを、首の色に合わせる
そして今日から、跡がある所にも、ない所にも、日焼け止めを塗りはじめましょう。これ以上、差が広がらなくなります。
よくある質問
化粧下地や、ファンデーションに「SPF」と書いてある。日焼け止めは、いらない?
近所に出るくらいなら、それだけでも、かまいません。
ただ、メイクは、うすく塗る物です。書かれた数字どおりの力を出すには、量が足りないことが多いので、長く外にいる日は、日焼け止めを、下に塗っておきましょう。
去年の日焼け止めが、残っている。使える?
開けてから、1年以上たった物は、使わないほうが安心です。
色や、においが変わっていたり、分かれていたりしたら、捨てましょう。
「飲む日焼け止め」は、どう?
サプリメントとして、売られている物です。
塗る日焼け止めの、代わりには、なりません。 肌の上で、紫外線をさえぎる物ではないからです。日焼けを防ぎたいなら、まず、塗ること・日傘や服でさえぎることが、基本です。
まとめ
- 男性の日焼けの跡は、女性の服を着たときに目立つ
- 迷ったら、SPF50+・PA++++の、軽い使い心地の物を
- 量は、思っているより多く。顔は2度塗り
- 耳・首のうしろ・手の甲・足の甲を忘れない
- 2〜3時間ごとに塗り直す
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