スキンケア

美容液とは? 初めて使う人に、その役割から種類に使い方・選び方、おすすめまで全て教えます

女装をするためには綺麗な肌になることが必須です。化粧水で肌を整えた後、美容液を付けることで、さらに輝くような美肌になることができます。

美容液について、種類や付け方、注意点などをご紹介します。

 

 

目次

1|美容液とは何なのか

美容液というのは、肌に足りない栄養分をピンポイントに与えることができる化粧品です。

一般的に、化粧水と比べてとろみのある液体で、比較的小さなボトルに入っています。

あやは
スキンケア化粧品の中で、美容液が一番小さいよ

 

美容液には、保湿成分や美白成分などの美容成分が濃縮して配合されています。

肌の悩みに応じて様々な種類の製品があり、また有効成分の分配率がそれぞれ違います。後ほど詳しく解説しますが、いわゆる「美白美容液」「ニキビ対策美容液」のようなものですね。

顔全体に使うことはもちろんですが、目元や口元など、しわやシミが気になる箇所に、ピンポイントで使うことも多いです。

しづか
1本で何万円もするような高級品は、ピンポイントで使われることが多いです

 

実は美容液というのは、基本スキンケア(化粧水、乳液、クリーム)の中に必ず取り入れなければならない、というわけではありません。

けれどスキンケアに取り入れることで、潤いたっぷりの透き通るような美肌になることができます。

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿成分が、肌を活性化し、美肌に導いてくれるのです。化粧水などの他の化粧品より少し高価なことが多いですが、美容のためには必ず取り入れたい基礎化粧品です。

 

2|なぜ美容液が必要なのか

スキンケアの最初のステップ、化粧水で肌を整えたら、乾燥した肌はスポンジのように栄養を取り込みやすい状態になっています。

ここで美容液を肌に与えてあげることで、肌の表面だけではなく奥の深層部まで潤いを届けることができます。肌の奥の角質層まで美容成分が行き届くことによって、肌はカラダの内側からハリを持ち、輝くようになります。美容液が必要なのは、使い続けることで肌が綺麗になっていくからです。

あやは
化粧水で水分を与えたお肌に、次は美容成分を入れていくんだね

 

美容液は、肌トラブルの特効薬のようなもの

肌について誰でも「シミが気になる」「もっと潤いが欲しい」「美白したい」などの悩みを持っていると思います。特に、メイクをしてもそのトラブルが隠せない場合、何としても改善したいと思いますよね。

美容液とは、そんな肌の悩みを解決するための特効薬のようなものなのです。美容液は「これに使う」という目的がある場合が多く、濃縮された成分であるため、効果も実感しやすいのです。

メイク乗りをさらに良くしていきたい、もっと綺麗な肌になりたいと思うなら、美容液を使うことが必要です。

 

3|美容液の種類とそれぞれの効果

美容液は肌の悩みを改善してくれ、より肌を綺麗にするための化粧品です。それぞれの肌の悩みに応じた美容液の種類、その効果を見ていきましょう。

 

3-1.保湿美容液

乾燥やしわ、たるみが気になる場合、保湿美容液を使うのがおすすめです。とろみのある美容液にはたっぷりの保湿成分が含まれており、肌の角質層までしっかりと潤いを届けます。

そのため肌にハリが出て、乾燥肌特有のしわやたるみを改善することにも繋がります。乾燥しやすい時期ほど、保湿美容液を付けることで潤いを取り戻し、ハリとツヤを与えることができます。

乾燥は全ての肌トラブルの原因なので、保湿美容液はもっともポピュラーな美容液と言えるでしょう。

 

迷ったらこれ!

 

3-2.アンチエイジング美容液

年齢を重ねた肌に特化した美容液が、アンチエイジング美容液です。年齢を重ねると、肌は活性酸素を作り出し、老化を促進させていきます。

メモ

アンチエイジング美容液には、レチノール、ポリフェノールといった活性酸素を撃退する成分が配合されているため、年齢を重ねた肌の悩みを、トータル的にケアしてくれるのです。

目元の小じわ、たるんできた顔全体にアンチエイジング美容液を付けることによって、次第に肌がハリを取り戻し、若返っていきます。年齢を重ねると、肌は水分を失いやすく、またしわができやすい状態になります。

年齢肌に効果的な美容成分をピンポイントで取り入れることによって、肌の保水機能をアップさせ、若々しい肌の印象になることができるのです。

 

老化の悩みにはこれだ!

 

3-3.美白美容液

日焼けやシミ、そばかすや隈《くま》などの悩みがある場合は、美白美容液が有効です。美白美容液を付けることで、日焼けによって肌で生成される「メラニン」という黒くなってしまう成分を抑制することができます。

美白美容液には、美白有効成分が含まれており、肌を白くしたい場合には欠かせません。肌が日焼けで黒く、くすんでしまうと、ファンデーションをつい厚塗りしてしまい、ケバい印象になってしまいます。

美白美容液を使うことで、素肌を美しく、透き通るように白くすることができるのです。

 

美白美人になりたいなら、これ!

 

3-4.化粧下地兼用美容液

忙しい時、時間がない時に時短でスキンケアできるのが、化粧下地兼用美容液です。

化粧下地というのは、メイクをする前に肌の凸凹やコンディションを整える化粧品です。

メモ

化粧下地はファンデーションの前に使うのが基本ですが、化粧下地兼用美容液を使うことで、美容液と化粧下地の役割を両方兼ね備えることが可能なのです。

化粧下地はメイクをする際にはほぼ必須のものになりますので、このあとメイクする予定ならばぜひとも取り入れたいところです。

加えて日焼け止め効果が含まれているものも多いので、化粧下地兼用美容液はとても便利で、一石二鳥なのです。スキンケアにあまり時間をかけられないという人におすすめです。

 

化粧下地兼用美容液のおすすめはこれだ!

 

4|美容液を付けるタイミング

美容液を付けるタイミングは、いつがベストなのでしょうか。

それは化粧水の後、乳液の前です。

 

基本的にスキンケアというのは、水分と油分、両方で保湿していくことです。まずは化粧水で水分を補給した後、美容液の成分を取り入れていきましょう。

もし乳液を先に付けてしまうと、乳液の油分が肌をバリアして、美容液の成分が肌の奥まで入って行くことができません。

しづか
先に乳液を付けてしまわないように気をつけましょう

 

そのため、洗顔、化粧水、その後すぐに美容液というのが基本的な順番なのです。ただし、製品によって稀に順序を逆にするものもありますので、念のため説明を読んでおきましょう。

しっかりと化粧水が肌になじみ、浸透してから美容液を付けるのもポイントです。

 

5|美容液の付け方

美容液の成分を効果的に取り入れ、肌を活性化させるためには、正しい付け方をすることが必要です。

美容液は化粧水などと比べて比較的高価で、量も少ないモノになります。最大限効果を活かす付け方をしていきましょう。

Step1.

手のひらを洗って清潔にします。すでに化粧水の前に洗っているならそれで問題ありません。

Step2.

手のひらに美容液を適量とります。これは美容液の取扱説明書、ボトルの裏などに記載してある適量を目安にしましょう。

美容液はポンプ式のことが多いですが、その場合2、3プッシュを目安としているケースが大半です。

適量が分からない場合、まずは少しだけ手にとり、足りなければ後から足せば大丈夫です。

Step3.

手に取った美容液を手のひらに広げ、顔全体になじませていきます。このとき、目元やあごなど、乾燥が気になる箇所にも丁寧に塗っていきます。パチパチ叩いたりするのは禁物です。

肌にダメージを与えてしまいます。優しく、ゆっくりと、顔全体を上へリフトアップさせるようなイメージで下から上へと押し上げていきましょう。

Step4.

仕上げに、指の腹を使って、細かい所にも美容液をなじませていきましょう。鼻や目元、フェイスラインも忘れずに付けていきます。

顔全体に満遍なくなじませるのがポイントです。特に乾燥やシミなど気になる箇所があれば、少し足してもよいでしょう。

 

6|美容液を使用する際の注意点

付けすぎに注意

美容液を使用する際、気をつけなければいけないのはその量です。男性の肌は女性の肌よりもオイリーで、皮脂の分泌も多いのが一般的です。

そのため、美容成分が濃縮された油分である美容液をつけすぎてしまうと、ニキビなどのトラブルになってしまうこともあるのです。

特に、一般にTゾーンと呼ばれる場所(おでこの真ん中から左右に書けての横ラインと、おでこの真ん中から鼻を通ってアゴの先までの縦ラインからなる「T」字のゾーンのこと)は、ただでさえ皮脂の分泌が多い箇所なので注意が必要です。

 

美容液だけで複数使わないように注意

また、保湿もしたい、美白もしたいというような場合、保湿美容液と美白美容液、さらにアンチエイジング美容液など、たくさんの種類の美容液を使ってみたくなるかもしれません。

けれど、一度に違う種類の美容液を付けるのは危険です。油分の多い美容液を先に付けた場合、その後の美容液が水っぽいテクスチャーだった場合には、その成分は入りにくくなります。

美容液をたくさん使い分けるのはなかなか高度な技で、間違った使い方をすると肌荒れしてしまうこともあります。スキンケア初心者の時点では、一種類の美容液を使うことをお勧めします。

 

ちゃんと化粧水も使うこと

また、美容成分が濃縮された美容液があれば、化粧水はいらないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、そうではありません。

化粧水は水分補給、美容液は栄養補給だと考えてください。どちらも違った成分・用途なので、両方必要なのです。

化粧水を付けずに美容液を付けてしまうと、肌のコンディションが悪い状態のところへ栄養を与えるため、効果が十分に得られません。言うなれば、コンクリートの土壌に肥料を撒いているようなものです。

必ず化粧水で肌に水分補給をして、肌のおくまで馴染んだ後に美容液を付けましょう。

 

7|女装をするなら美容液は取り入れたい

美容液は絶対必要でないのならばいらない、と思う人もいるかもしれません。確かに、その場限りの肌に潤いを与えるのであれば、美容液は絶対ではないかもしれません。

けれど美容液を使うことで、肌の悩みは少しずつ改善されていきます。

あやは
かわいくなりたいし、イケメンにもなりたい!

 

乾燥しがちでシワが気になる人は、肌が弾力を取り戻し、ファンデーションが乗りやすくなるのを実感できるでしょう。

日焼けによってくすみや黒ずみが気になる人は、美白美容液を使うことで、次第に白く透き通っていく肌を実感できるはずです。

しづか
コンプレックスを改善するだけで、自分に自信を持てるようになりますよ

 

せっかくスキンケアを始めるなら、これから毎日綺麗になっていく肌を感じたいと思いませんか?

美容液を使い続けることで、数年後の肌は見違えるように違ってきます。周囲に差をつけて綺麗な肌になれば、さらに女装の完成度は上がります。より綺麗になるために、ぜひ美容液をスキンケアに取り入れて見てください。

 

最後に

女装をする時には、メイクにこだわることも大事ですが、いかに素肌を美しく保つかということがとても重要です。

肌にしっかりと美容成分、栄養を取り入れて、自分のコンプレックスを改善して自信を持ちましょう。ぜひ美容液のスペシャルケアで、さらに輝く肌になってみてくださいね。

 


女装のやり方をすべて教えます!

女装のやり方

女装のやり方を1つの記事にまとめました!

女装初心者の方、やってみたけどうまく行かない方は参考にしてくださいね。

女装の始め方を見に行く

 

-スキンケア

© 2024 女装を初めてするキミへ――『女装男子部!』