アイブロウとアイライナーの違い|女装の眉毛をやさしく見せる、整え方と描き方

ウィッグをかぶって、ファンデーションも塗った。
なのに、なぜか「男の人が女装している」感じが消えない。

その原因は、たいてい眉です。

眉は、顔の印象の大部分を決めています。
眉を変えるだけで、同じ顔が別人のようにやさしく見えます。

目次
  1. アイブロウと、アイライナーの違い
  2. 見分け方
  3. どっちを、先に使う?
  4. 代わりに、使える?
  5. 男性の眉と、女性の眉のちがい
  6. 先に、眉を整える
  7. 整えるのは、この3か所だけ
  8. 眉の形を決める、3つの点
  9. アイブロウの描き方
  10. 1.ブラシで、毛の流れを整える
  11. 2.眉山から眉尻を、ペンシルで描く
  12. 3.眉の真ん中を、パウダーで埋める
  13. 4.眉頭は、残った粉でぼかす
  14. 5.もう一度、ブラシでとかす
  15. 6.左右を、離れて確かめる
  16. 太い眉・濃い眉を、うすく見せる
  17. コンシーラーで、輪かくを消す
  18. 眉マスカラで、色を明るくする
  19. 前髪で、隠す
  20. うまくいかないときは
  21. よくある質問
  22. 眉を、全部剃ってしまっても、いい?
  23. 眉を、茶色に染めても、いい?
  24. ふだんの男の姿でも、おかしくない整え方は?
  25. まとめ

アイブロウと、アイライナーの違い

名前が似ていて、まちがえやすい2つです。先に整理しておきましょう。

アイブロウアイライナー
使う場所眉目のふち(まつげの生え際)
役目眉の形を描く・すき間を埋める目の形をくっきりさせる
色茶色・グレーなど、髪に近い色黒・こげ茶
描き心地やわらかく、うすく付く細く、はっきり付く

ブロウ(brow)は「眉」、ライナー(liner)は「線を引く物」という意味です。

見分け方

お店では、となり合って並んでいて、形も、そっくりです。パッケージの、ここを見ます。

  • 「アイブロウ」「眉」と書いてあれば、眉用
  • 「アイライナー」「アイライン」と書いてあれば、目のふち用
  • 色が、うすい茶色・グレーなら、たいてい眉用。まっ黒なら、たいてい目のふち用

どっちを、先に使う?

順番は、眉が先です。

  1. アイブロウ(眉)
  2. アイシャドウ(まぶた)
  3. アイライナー(目のふち)

眉で、顔全体のバランスを決めてから、目のまわりへ進みます。

代わりに、使える?

案内役

見た目がそっくりなんだけど、代わりに使ってもいい?

案内役

おすすめしません。アイライナーで眉を描くと、濃くてくっきりしすぎて、のりを貼ったような眉になってしまいます

逆に、アイブロウで目のふちを描くと、色がうすく、すぐに消えてしまいます。
目のまわりに使うように、作られていない物もあります。それぞれ、決められた場所に使いましょう。

この記事では、眉を描くアイブロウの使い方を説明します。
アイライナーの使い方は、下の記事にまとめました。

あわせて読む女装のアイライナーの引き方|ガタガタにならない描き方と、やさしい目元の作り方

男性の眉と、女性の眉のちがい

男性の眉女性らしく見える眉
太さ太いやや細め
濃さ濃い。毛が密集しているうすめ。ふんわり
形直線的。角があるなだらかなカーブ
眉と目の間せまい広め
眉頭くっきり、濃いぼんやり、うすい

つまり、目指すのは「少し細く、うすく、なだらかに」です。

先に、眉を整える

描く前に、いらない毛を取っておきます。

顔用シェーバーで、眉の下を整えているところ

剃りすぎないこと

眉は、一度剃ると生えそろうまで数週間かかります。
ふだんの生活で「眉、どうしたの?」と聞かれないように、最初は少しだけにしましょう。

整えるのは、この3か所だけ

  1. 眉の下の、まぶたに向かってはみ出ている毛
  2. 眉と眉の間の毛
  3. 眉の上の、うぶ毛

眉の下を整えると、眉と目の間が広くなって、それだけで女性らしい目元に近づきます。

眉そのものの形(太さや長さ)は、まだ触りません。形は、描くことで変えられます。

道具は、顔用の電動シェーバーが安全です。刃が肌に直接当たらないので、切る心配がありません。

PRパナソニック フェリエ(フェイスシェーバー)

パナソニック フェリエ(フェイスシェーバー)

顔の産毛と眉を、肌に刃を当てずに整えられます。メイクのりが目に見えて変わる道具です。

眉の形を決める、3つの点

図解眉のはじまりと、おわりの位置
①眉頭と、②眉尻の位置を決める

①眉頭と、②眉尻の位置を決める

①眉頭は、小鼻の真上。②眉尻は、小鼻から目尻のほうへのばした線の先です。

描きはじめる前に、3つの点を決めます。

  • 眉頭(眉のはじまり) 小鼻のふくらみの、真上
  • 眉山(いちばん高い所) 黒目の外側と、目尻の間
  • 眉尻(眉のおわり) 小鼻と目尻を結んだ線を、のばした先

ペンシルを顔に当ててみると、位置が分かりやすくなります。

眉尻は、眉頭より下げないこと。
眉尻が下がると、困ったような、疲れたような顔に見えます。

アイブロウの描き方

眉を、ペンシルで描いているところ

道具は、ペンシル・パウダー・ブラシが1本になった物が便利です。

PRエクセル パウダー&ペンシル アイブロウEX

エクセル パウダー&ペンシル アイブロウEX

ペンシル・パウダー・ブラシが1本に。

色は、ウィッグの色に合わせます。
茶色のウィッグなら茶色、黒いウィッグならグレーがかった茶色。眉とウィッグの色がそろうと、自然に見えます。

1.ブラシで、毛の流れを整える

付属のブラシ(らせん状の物)で、眉頭から眉尻へ向かってとかします。

2.眉山から眉尻を、ペンシルで描く

描きはじめは、眉山から。眉頭からではありません。

眉山から眉尻へ、毛を1本ずつ足すように、短い線を重ねていきます。
1本の線でスーッと引くと、くっきりしすぎます。

眉尻は、すっと細くなるように。

3.眉の真ん中を、パウダーで埋める

パウダーをチップに取って、眉の真ん中あたりの、毛のすき間をぽんぽんと埋めます。

男性は毛が濃いので、ここはほとんど足さなくてもかまいません。

4.眉頭は、残った粉でぼかす

眉頭には、新しく色を足しません。

チップに残った粉で、下から上へ、軽くなで上げるだけ。
眉頭がうすく、ぼんやりしていると、顔全体がやさしく見えます。

5.もう一度、ブラシでとかす

最後にブラシで全体をとかして、描いた線と自分の毛をなじませます。

6.左右を、離れて確かめる

鏡から顔を離して、左右の高さと長さを見ます。
完全に同じにならなくても大丈夫。人の眉は、もともと左右でちがいます。

太い眉・濃い眉を、うすく見せる

剃らずに、細く・うすく見せる方法があります。

コンシーラーで、輪かくを消す

眉の下のふちに、細いブラシで、コンシーラーをのせている

眉の下のふちに、肌色のコンシーラーを細くのせて、指でぼかします。
はみ出た所が肌の色にまぎれて、眉が細く見えます。

眉マスカラで、色を明るくする

眉用のマスカラ(眉マスカラ)を塗ると、黒い眉が茶色になって、うすく見えます。

毛の流れに逆らって、眉尻から眉頭へ塗り、次に毛の流れにそって整えます。

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前髪で、隠す

いちばんかんたんな方法です。
前髪が眉にかかる長さのウィッグなら、眉はほとんど見えません。

あわせて読む女装ウィッグの選び方とおすすめ|自然に見える長さ・色・前髪

うまくいかないときは

こうなった原因直し方
のりを貼ったように濃い1本の線で描いた/眉頭まで描いたブラシで何度もとかす。綿棒で眉頭をぼかす
左右で高さがちがう片方を完成させてから、もう片方を描いた左右を少しずつ、交互に描く
怒った顔に見える眉山が高い/角がある眉山を低く、丸く
困った顔に見える眉尻が下がっている眉尻を、眉頭と同じ高さに

よくある質問

眉を、全部剃ってしまっても、いい?

おすすめしません。
ふだんの生活で、目立ちます。それに、何もない所に、眉を1から描くのは、とてもむずかしいものです。
自分の眉を残して、足りない所を描くほうが、ずっと自然に仕上がります。

眉を、茶色に染めても、いい?

髪用のカラー剤や、ブリーチを、眉に使うのは、やめてください。目に入ると、危険です。
色を明るくしたいときは、その日だけ色がつく、眉マスカラを使いましょう。

ふだんの男の姿でも、おかしくない整え方は?

眉の下と、眉間だけを整えて、太さと長さは、変えない。
これなら、「清潔にしている人」に見えるだけで、不自然には、なりません。

まとめ

  • アイブロウは眉、アイライナーは目のふち。別の道具
  • 目指す眉は「少し細く、うすく、なだらかに」
  • 整えるのは、眉の下・眉間・眉の上だけ。剃りすぎない
  • 描くのは眉山から。眉頭は、残った粉でぼかすだけ
  • 色は、ウィッグに合わせる
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