アイメイクには、スキンケアのように決まった順番があるわけではありません。ここでは、比較的オーソドックスな順番として、アイブロウを最初に紹介します。
美しい眉毛をメイクで作ることによって、エレガントな印象になり、メイク全体も決まりやすくなります。ぜひ参考にして見てくださいね。
基本的なアイメイクの流れ
目次
1|アイブロウってなに? アイライナーとはどう違うの?
アイブロウと言うのは、眉毛のメイクアップ道具およびそのメイクのことです。
眉毛を毛抜きやシェーバーなどで整えた後、よりキレイな形に見せるため行う眉毛のメイクです。アイブロウペンシル、パウダーなどを使って眉毛を描いていきます。
一方、アイライナーは瞼《まぶた》の上下(ここをアイラインと呼びます)のメイクアップ道具およびそのメイクのことです。
アイライナー =瞼《まぶた》のメイク
2|アイブロウの種類と特徴
ひとくちにアイブロウと言っても、様々な種類があります。種類ごとの特徴を交えて紹介していきましょう。
2-1.アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、エンピツのようになっているものや、カートリッジ(繰り出し式)になっているものがあります。
アイブロウペンシルは基本的に茶色やこげ茶色がオススメです。黒ではなく茶色を選ぶことで、ふんわりと自然な印象に仕上げることができます。
アイブロウペンシルには、たいていスクリューブラシというブラシが、芯とは反対側についています。これは櫛のようにして眉毛の毛流れを整えるために使います。
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2-2.アイブロウパウダー
アイブロウパウダーというのは、アイシャドーのようにパレットに入っている眉毛専用のパウダーのことです。
様々な茶色が3種類くらい入っていることが多いです。眉毛をふんわりとボリュームアップして見せる、色味を調節するのに使います。
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3-3.アイブロウリキッド
リキッドのアイブロウは、筆ペンのようになっているタイプです。
細いラインも描くことができ、持ちも良いですが、失敗しやすいので初心者にはあまりおすすめできません。
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3-4.アイブロウマスカラ
アイブロウマスカラは、眉毛の色を変えたい時に使います。まつ毛のマスカラと同じようにブラシのタイプとコームタイプがあります。
黒い眉毛を茶色に塗ることで眉毛の色を塗ることができ、優しい印象にすることができます。
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4|アイブロウの基本的な引き方
使用するのは、アイブロウペンシルとアイブロウパウダーが一般的です。
眉毛の量が多く、茶色に色を変えたい人はアイブロウマスカラを最後に使いましょう。
Step1.
アイブロウペンシルについているスクリューブラシを使って、眉毛の毛流れを整えましょう。
ブラシを横向きにし、眉頭(眉毛の鼻側の端っこ)から眉尻(眉毛の耳側の端っこ)に向かって数回撫でるようにとかせば大丈夫です。
あちこちを向いている眉毛を、同じ方向に向かせるようにとかしましょう。
Step2.
アイブロウペンシルを使って、眉尻の毛が少ない部分に、眉毛を描きたしていきます。一本一本を丁寧に描くようにして、内側から外側へとペンシルをすべらせましょう。
眉毛の最後は流れるように描くことで、自然な印象になります。
Step3.
次にアイブロウパウダーを使います。茶色のグラデーションのようになっているパレットを使い、付属の小さなブラシで撫でるようにして色味を取り、眉毛にのせていきます。
濃い色と薄い色を混ぜるようにして、自分の眉に合った色味を使います。ナチュラルな仕上がりにするため、眉の中央部分から眉尻に向かってまずブラシを動かし、その後眉頭(眉の付け根、始まりの部分)にふんわりと付けましょう。
Step4.
全体の形が思い通りになるよう、再度アイブロウペンシルを使って足りない眉毛を描きたしていきます。このとき、描きすぎないよう注意しましょう。
いかにも「描き足しました」感が満載の眉毛では見た目としても不自然であるため、顔の印象が悪くなってしまいます。
Step5.
最後に眉毛の色味を変えたい場合は、アイブロウマスカラを使って眉毛に塗っていきます。
この時、眉毛の流れに逆らうようにして付けると、しっかりとなじみます。
5|アイブロウでありがちなよくある失敗例
アイブロウのメイクで難しいのは、左右対称に描かなければいけないということです。
大きな鏡の前に座って、左右の眉毛を確認しながら描いていくようにしましょう。また、アイブロウペンシルを強くこするように使うと、眉が濃くなり不自然な印象になってしまいます。優しく、眉毛の一本一本を描きたすような感じで丁寧に描いていくのがポイントです。
6|アイブロウをうまく引くコツ
眉を長く描いてしまうとバランスが悪くなってしまいます。眉の最後は、鼻の端、目尻を一直線につないでそのラインのゴールに眉の最後を持ってくるように描くとちょうど良い長さになります。
眉毛の一番高い部分は「眉山」と呼びます。眉毛を意識して上に上げたとき、一番高くなるのが、眉山の部分です。眉山の高さと位置を最初に決めて、その位置を基準として眉を描いていきましょう。こうすることで、表情を動かした時も自然な印象の眉毛となるのです。