女装のアイライナーの引き方|ガタガタにならない描き方と、やさしい目元の作り方
「目のきわに、線を1本引く。それだけなのに、手がふるえてガタガタになる」
アイライナーは、メイクの中でいちばん「むずかしそう」に見える道具です。
でも、きれいな1本線を引く必要はありません。
点をつなげるだけ。にじんでも、ぼかせば味になります。
目次
アイライナーの役目

アイライナーは、まつげの生え際に線を描いて、目の形をくっきりさせる物です。
アイラインを引くと、こう変わる
- 目のふちがはっきりして、目が大きく見える
- まつげが濃く、びっしり生えているように見える
- 目尻の描き方で、やさしい目にも、きりっとした目にもできる
眉を描く「アイブロウ」とは、別の道具です。
ちがいは、下の記事にまとめてあります。
あわせて読むアイブロウとアイライナーの違い|女装の眉毛をやさしく見せる、整え方と描き方
どの種類を選ぶ?
| 種類 | 描き心地 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ペンシル | えんぴつのよう。やわらかい線 | はじめての人 |
| リキッド | 筆ペンのよう。くっきりした線 | 慣れてきた人 |
| ジェル | ペンシルとリキッドの間 | 落ちにくさを重視する人 |
はじめは、ペンシルを選びましょう。
失敗しても、綿棒でこすれば消えます。
線が少しガタついても、指でぼかせば、アイシャドウのように自然になじみます。
色は、こげ茶(ブラウン)を。
黒は目元がきつく見えやすく、こげ茶はやさしい印象になります。
リキッドのほうが、プロっぽくてかっこいいけど……
リキッドは、失敗するとやり直しが大変なんです。ペンシルで慣れてからにしましょう
アイライナーの引き方
アイシャドウを塗ったあとに引きます。
1.ひじを、机につける

手がふるえるのは、腕が宙に浮いているからです。
ひじを机について、小指をほおに当てます。
手が固定されて、ペン先がふるえなくなります。
2.鏡を下に置いて、見下ろす
鏡をあごの下に置いて、目を半分くらい開けます。
まつげの生え際が、よく見えるようになります。
もう片方の手で、まぶたを軽く上に持ち上げると、さらに描きやすくなります。
3.まつげとまつげの間を、点で埋める
線を引こうとしない。点を打つ。
まつげの生え際の、毛と毛のすき間に、ペン先をちょん、ちょん、と当てていきます。
目の真ん中から、目尻に向かって。
点がつながると、自然に1本の線になります。
4.目頭側は、うすく
真ん中から目頭へは、力を抜いて、細くうすく。
目頭までしっかり描くと、目が中央に寄って見えます。
5.目尻を、少しだけのばす

少し下げる
たれ目。やさしく、かわいい印象。

真横
すっきりした、自然な印象。

はね上げる
きりっとした、強い印象。
目尻から、3mmほど外にのばします。長さは、マッチ棒の頭くらいです。
のばす向きで、目の印象が変わります。
| のばす向き | 見え方 |
|---|---|
| 目の形にそって、少し下げる | たれ目。やさしく、かわいい印象 |
| 真横にのばす | すっきりした、自然な印象 |
| ななめ上にはね上げる | きりっとした、強い印象 |
女装では、少し下げるのがおすすめです。
男性の目は、目尻が上がってきつく見えることが多いので、下げるとやわらかく見えます。
6.綿棒で、ぼかす
描いた線の上を、綿棒か指で、軽く左右になでます。
線のふちがぼやけて、ガタつきが分からなくなります。
下まぶたは、どうする?
下まぶたに、黒や茶色でぐるっと線を引くのは、やめておきましょう。
目を囲むと、かえって目が小さく、きつく見えます。
下まぶたは、アイシャドウを目尻側に少しのせるだけで十分です。
目の形に合わせる
一重・奥二重の人
細く引くと、目を開けたときにまぶたに隠れて見えなくなります。
目を開けたまま鏡を見て、見える太さまで少しずつ太くします。
つり目の人
目尻を、思いきって下げて描きます。
下まぶたの目尻側に、こげ茶のアイシャドウを足すと、さらにやさしく見えます。
目と目の間が、離れている人
目頭側まで、しっかり描きます。
逆に、目が寄っている人は、目頭側は描かずに、目尻側だけに。
うまくいかないときは
| こうなった | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 線がガタガタ | 1本で引こうとした/手が浮いている | ひじをつく。点でつなぐ。最後に綿棒でぼかす |
| 時間がたつと、目の下が黒くなる | まぶたの皮脂でにじんだ | 引く前に、まぶたをパウダーで押さえる。引いたあと、上から濃い色のアイシャドウを重ねる |
| 目尻が、左右でちがう | 片方を仕上げてから、もう片方を描いた | 目を開けて正面を見ながら、左右交互に少しずつ |
| 太くなりすぎた | 何度も重ねた | 綿棒で、上のふちをなぞって取る |
よくある質問
目に入りそうで、こわい
描くのは、まつげの外側の生え際です。目の中(粘膜)には描きません。
目を半分開けて、見下ろしながら描けば、ペン先が目に向くことはありません。
もし目に入って痛みや赤みが続くときは、すぐに水で洗い流して、眼科を受診してください。
落とすときは?
目元は皮ふがうすいので、ゴシゴシこすらないこと。
メイク落としをなじませて、やさしく洗い流します。
まとめ
- はじめは、こげ茶のペンシル
- ひじをついて、鏡を見下ろす
- 線を引かずに、まつげの間を点で埋める
- 目尻は3mm、少し下げてのばすと、やさしい目元に
- 最後に綿棒でぼかせば、ガタつきは消える
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