女装の靴選び|大きいサイズのレディース靴(25〜28cm)の選び方
服もウィッグもそろえて、いよいよ外へ出てみたい。
そこで気づくのが、足もとです。
かわいいワンピースに、いつものスニーカー。
……なんだか、ちぐはぐ。
でも、女性用の靴売り場に並んでいるのは、24.5cmまで。
「自分の足に合う、女の子の靴なんて、あるの?」
あります。探す場所と、選ぶ形を知っていれば、ちゃんと見つかります。
目次
靴は、家の中では要りません
先に、安心してもらいたいことがあります。
家の中で女装を楽しむうちは、靴は無くても困りません。
写真を撮るときも、足もとを写さなければいいだけです。
「外に出たい」と思ったときに、買えば十分です。
なぜ、女性の靴は入らないのか
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 足の長さ(多い大きさ) | 25〜27cm | 22.5〜24.5cm |
| 足の幅 | 広い | せまい |
| 甲の高さ | 高い | 低い |
長さだけでなく、幅と甲の高さもちがいます。
だから、「26cmのレディース靴」を見つけても、幅がせまくて入らない、ということが起こります。
サイズの考え方
足の長さを測って、選ぶ
スニーカーは、足の実際の長さより、大きめをはいていることが多い靴です。
パンプスやローファーを「いつものスニーカーと同じサイズ」で買うと、大きすぎて、かかとが抜けます。
足の長さを測って、その数字で選びましょう。
- 紙の上に立って、かかとを壁につける
- いちばん長い指の先に、印をつける
- 壁から印までの長さが、あなたの足の長さ
足の長さが25.5cmなら、25.5cmの靴が目安です。
細い作りの靴や、つま先がせまい靴は、0.5cm上を選びます。
「幅」の表記を見る
靴には、幅を表す記号がついています。
| 表記 | 幅 |
|---|---|
| E | ふつう |
| EE(2E) | やや広い |
| EEE(3E) | 広い |
| EEEE(4E) | とても広い |
男性の足には、3E以上が安心です。
測るのは、夕方に
足は、夕方になると、むくんで少し大きくなります。
足の長さは、夕方に測りましょう。
男性の足でも、はきやすい形
| 見る所 | 選ぶ形 | 理由 |
|---|---|---|
| つま先 | 丸い(ラウンドトゥ) | 指が、きゅうくつにならない |
| ヒール | 低い(3cm以下)・太い | 歩きやすい。身長が高くなりすぎない |
| ストラップ | 甲か、足首にある | かかとが抜けない。大きめを買っても、はける |
| 素材 | やわらかい合成皮革・布 | 足の形に、なじむ |
はじめは、避けたい靴
- つま先がとがった靴(ポインテッドトゥ) 幅の広い足は、指が痛くなる
- 細くて高いヒール 歩けない。身長がさらに高くなる
- ストラップのないパンプス 歩くたびに、かかとが抜ける
種類別の、選び方
ローファー
はじめての1足に、いちばんおすすめです。
かかとが低く、歩きやすい。足の甲をしっかり包むので、脱げません。
制服風の服にも、ワンピースにも、スカートにも合います。
そして、学生がはく定番のローファーは、男性用のサイズまで、同じ形でそろっています。
ストラップ付きのパンプス
甲にストラップが1本ある靴(メリージェーン)は、ワンピースやロリータ服に、よく合います。
ストラップがあるので、少し大きめを選んでも、歩けます。
ヒールは、3cm以下の、太い物を。
スニーカー
サイズで困らないのが、スニーカーです。
白・ピンク・うすい色を選べば、スカートにも合います。
ふだんはいているスニーカーが白なら、そのまま使えます。
ひもを、白やピンクに替えるだけでも、印象が変わります。
ブーツ
冬は、ブーツが便利です。足首も、ふくらはぎも、隠せます。
ただし、ロングブーツは、ふくらはぎの太さで入らないことがあります。
「筒まわり」のセンチを見て、自分のふくらはぎのいちばん太い所とくらべましょう。
はじめは、足首までのショートブーツが安心です。
サンダル
夏は、サンダルも選べます。
つま先と、かかとが開いているので、サイズに少しゆとりがあります。
ただし、足の甲と指が、全部見えます。
指の毛の処理と、爪の手入れを忘れずに。
あわせて読む女装の腕・手・指の毛の処理|半そでや手元で男性だと気づかれないために
大きいサイズは、どこで探す?
| 探し方 | 特ちょう |
|---|---|
| 通販で「大きいサイズ」「25.5cm」「26cm」と入れて探す | 家で選べる。種類が多い |
| 大きいサイズ専門のお店 | 28cm以上もある |
| 男女兼用(ユニセックス)の靴 | サイズの幅が広い |
| 男性用の中から、女性っぽい形を選ぶ | ローファー、白いスニーカーなど |
通販で買うときは、返品・交換ができるお店を選びましょう。
靴は、はいてみないと分からない物です。
はじめての靴は、家で慣らす
届いた靴で、いきなり外へ出ないこと。
- 家の中で、タイツやストッキングをはいて、はいてみる
- 5分、歩いてみる
- 当たって痛い所がないか、確かめる
- 何日か、家の中ではいて、足になじませる
ヒールのある靴は、はじめは、まっすぐ立つのもむずかしいものです。
家の中で練習してから、出かけましょう。
靴ずれを、防ぐ
- かかとに、ばんそうこうを貼っておく(靴ずれしそうな所に、先に)
- かかと用のパッドを、靴の内側に貼る
- つま先用のクッションを入れる(大きめの靴の、すき間をうめる)
- ストッキングより、タイツのほうが、すれにくい
出かけるときは、ばんそうこうを、バッグに入れておきましょう。
ヒールのある靴の、歩き方
- かかとと、つま先を、同時に地面につける(スニーカーのように、かかとから着かない)
- ひざを、のばして歩く
- 歩幅は、小さく
- 1本の線の上を歩くように、足を前に出す
- 背すじを、のばす
あわせて読む女性らしい歩き方・座り方・しぐさ|女装が自然に見える体の動かし方
身長が高い人は
ヒールをはくと、身長がさらに高くなります。
身長が170cmをこえる人は、かかとの低い靴を選びましょう。
ローファー、バレエシューズ、スニーカーなら、身長は変わりません。
あわせて読む身長が高い人の女装|175cm以上でも似合う服の選び方と見せ方
靴も、しまう場所を
靴は、かさばります。
ほかの女装道具といっしょに、スーツケースにしまうなら、靴用の袋に入れてから。
あわせて読む女装に必要なもの一覧|女装アイテム・道具を、最初にそろえる物と、あとから足す物に分けて紹介
よくある質問
靴下は、どうする?
ローファーやストラップ靴には、白か黒のハイソックス、またはタイツが合います。
足首が見える短い靴下は、男性の足首が目立つので、避けましょう。
28cm以上でも、ある?
あります。大きいサイズの専門店や、男性用の中から選べます。
ローファーなら、30cmまでそろっている物もあります。
ヒールは、何cmまでなら歩ける?
はじめての人は、3cmまでが目安です。
太いヒールなら、5cmくらいまでは、練習すれば歩けるようになります。
まとめ
- 家の中で楽しむうちは、靴は要らない
- 足の長さを測って、その数字で選ぶ。幅は3E以上
- つま先が丸く、ヒールが低く、ストラップのある靴を
- はじめての1足は、ローファー
- 買ったら、家の中で慣らしてから外へ
あわせて読む女装のタイツ・ストッキングの選び方|デニール・色・サイズと、破かないはき方次に読むなら
あわせて読む女装のタイツ・ストッキングの選び方|デニール・色・サイズと、破かないはき方
あわせて読む女装のスカート選び|丈と形で変わる見え方と、男性の体に合う1枚
あわせて読むはじめての女装外出|場所・時間帯・持ち物と、あわてないための準備