女声の練習に使う録音アプリと道具|スマホだけで始める、声の確認のしかた

女声の練習を、始めた。

「今の声、女の子っぽかったかな?」

自分では、分かりません。
自分の声は、自分の耳には、正しく聞こえていないからです。

だから、道具を使って、外から聞く・目で見ることが、上達の近道になります。

特別な機材は、いりません。スマホが1台あれば、十分です。

目次
  1. なぜ、録音が必要なのか
  2. 必要な道具
  3. 1.録音アプリ
  4. 録音の、しかた
  5. 何を、録音するか
  6. 聞くときに、確かめること
  7. 2.声の高さを、見るアプリ
  8. 使い方
  9. 数字に、こだわりすぎない
  10. 3.イヤホン
  11. 4.マイクは、必要?
  12. 録音の、残し方
  13. 日付をつけて、残す
  14. メモを、つける
  15. 家族に、見られないように
  16. 練習に、使える物
  17. 鏡
  18. 水
  19. 加湿器・マスク
  20. のどあめ
  21. 本
  22. 家族に聞かれずに、練習する
  23. 人に、聞いてもらう
  24. 文字を、声にしてくれる機能
  25. よくある質問
  26. 録音すると、練習のときより、低く聞こえる
  27. アプリは、有料の物が必要?
  28. 毎日、録音したほうがいい?
  29. まとめ

なぜ、録音が必要なのか

話しているとき、自分に聞こえる声は、2つの音がまざっています。

  • 口から出て、空気を通って、耳に入る音
  • のどから、頭の骨を通って、耳に伝わる音

骨を通る音は、低い音が強く伝わります。
だから、自分の声は、実際より、低く、太く聞こえます。

ほかの人に聞こえているのは、空気を通った音だけ。
録音した声を聞いて、「これ、自分の声?」と感じるのは、そのためです。

案内役

録音した自分の声、聞くの苦手なんだよね……

案内役

みんな、そうです。でも、「人に聞こえている声」を知らないと、練習の方向が、ずれてしまうんです

必要な道具

道具必要?役目
スマホ必ず録音・再生・アプリ
イヤホンあると良い録音を、細かく聞く。家族に聞かれない
声の高さを見るアプリあると良い高さを、数字で確かめる
外づけのマイクなくていい配信や、動画を作る人だけ

1.録音アプリ

スマホには、最初から、録音のアプリが入っています。

  • iPhone:「ボイスメモ」
  • Android:「レコーダー」「音声レコーダー」など(機種によって名前がちがう)

これで、十分です。新しくアプリを入れる必要は、ありません。

録音の、しかた

  1. 静かな場所で
  2. スマホを、口から20〜30cmはなして置く(近すぎると、息の音が入る)
  3. 録音を始める
  4. 練習する
  5. 止めて、聞く

何を、録音するか

毎回、同じ文を録音すると、変化が分かります。

録音する文の例

  • 「あー」と、5秒のばす
  • 「おはようございます。今日は、いい天気ですね」
  • 自分の名前と、あいさつ
  • 好きな本の、3行くらい

聞くときに、確かめること

聞く所確かめること
高さ低すぎないか。むりに高くして、キンキンしていないか
響きこもっていないか。明るく、前に出ているか
抑揚平らになっていないか
語尾下がって、切れていないか
力み苦しそうに聞こえないか
息かたい声になっていないか

「女性に聞こえるか」ではなく、「どこが、男性的か」を探すと、次に直す所が、分かります。

2.声の高さを、見るアプリ

声の高さは、「Hz(ヘルツ)」という数字で、表せます。

話し声の高さ(目安)
男性100〜150Hz
中間(男女が、分かりにくい)150〜180Hz
女性200〜250Hz

「ピッチ 測定」「チューナー」「声の高さ」といった言葉で探すと、声の高さを、数字やグラフで見せてくれるアプリが、見つかります。

楽器の音合わせに使う「チューナー」アプリも、声の高さを見るのに、使えます。

使い方

  1. アプリを開く
  2. いつもの声で、「あー」と言う。数字を見る(これが、今の高さ)
  3. 練習した声で、「あー」。数字を見る
  4. 話している間の、高さの動きを見る

数字に、こだわりすぎない

高ければ、いいわけではない

数字だけを追いかけて、むりに高い声を出すと、のどを痛めます。
160〜180Hzくらいでも、響きと話し方が女性らしければ、十分に女性に聞こえます。

数字は、「今日は、のどの調子がいいな」「前より、楽に出るな」という、目安として使いましょう。

3.イヤホン

録音を聞くとき、スマホのスピーカーでは、細かい所が聞こえません。

イヤホンで聞くと。

  • 息の音、力み、こもりが、よく分かる
  • 家族に、聞かれない

ふだん使っている物で、かまいません。

4.マイクは、必要?

練習だけなら、必要ありません。

スマホのマイクで、十分に録れます。

外づけのマイクがあると良いのは、次の人です。

  • 女声で、配信や、動画の投稿をしたい
  • 通話で、きれいな声を届けたい
  • 歌を、録音したい
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録音の、残し方

日付をつけて、残す

録音に、日付をつけて、消さずに残しておきます。

1か月前の録音と、今日の録音を、聞きくらべる。
「前より、良くなっている」と分かることが、続ける力になります。

毎日聞いていると、変化に気づけません。月に1回、古い物と、くらべてみましょう。

メモを、つける

  • 今日、意識したこと
  • うまくいったこと
  • のどの調子

家族に、見られないように

録音のファイル名が、「女声練習」では、見られたときに困ります。

  • ファイル名を、日付だけにする
  • スマホに、ロックをかける
  • 家族と共有のクラウド(写真や、ファイルが、家族の端末にも出る設定)に、保存されないようにする

練習に、使える物

鏡

口の形、のどぼとけの動き、首の力みを、目で見ます。

  • 口角が、上がっているか
  • 首に、すじが立っていないか
  • あごが、前に出ていないか

水

練習の前と、あいだに、ひと口。のどを、乾かさない。

加湿器・マスク

乾燥は、のどの敵です。
冬は、加湿器を。寝るときに、マスクをするのも、のどを守ります。

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のどあめ

のどが乾くときに。
ただし、痛みをごまかして、練習を続けないこと。痛いときは、休みます。

本

練習の方法を、順番に学びたい人に。

PR女の子の声で歌おう!(下川孝幸 著)

女の子の声で歌おう!(下川孝幸 著)

※2012年発売の本です。発売から10年以上がたち、現在は出版社で品切れ(重版未定)となっています。

家族に聞かれずに、練習する

声の練習で、いちばんの問題は、「音が、出る」ことです。

場所特ちょう
お風呂響いて、自分の声が聞き取りやすい。シャワーの音で、まぎれる
車の中1人になれる。大きな声も、出せる
カラオケ(1人で)防音。時間を気にしない
ふとんの中音が、外にもれにくい
散歩しながら(人のいない道で)小さな声で
家族がいない時間いちばん確実

女声の練習は、小さな声でも、できます。大声を出す必要は、ありません。

人に、聞いてもらう

自分で聞くだけでは、分からないこともあります。

  • 通話アプリで、女装仲間に、聞いてもらう
  • 女声の練習をしている人の、コミュニティに参加する
  • ボイストレーニングの教室 女声の出し方を、教えてくれる先生もいる

顔を出さず、声だけで参加できる場も、あります。

SNSに、声を投稿するときは、身バレに気をつけましょう。

あわせて読む女装アカウントの始め方と身バレ対策|写真をのせる前に確かめること

文字を、声にしてくれる機能

自分の声を使わずに、通話や、配信をする方法もあります。

  • ボイスチェンジャー 声を、機械で変える(アプリや、専用の機材)
  • 読み上げソフト 打った文字を、声にする
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ボイスチェンジャーを探す

機械で変えた声は、少し不自然に聞こえることがあります。
でも、「練習中で、まだ声に自信がない」ときの、助けになります。

よくある質問

録音すると、練習のときより、低く聞こえる

それが、人に聞こえている、本当の声です。
録音の声を、基準にして、練習しましょう。

アプリは、有料の物が必要?

無料の物で、十分です。
録音は、最初から入っているアプリで。高さを見るのは、無料のチューナーアプリで。

毎日、録音したほうがいい?

毎回、最後に30秒だけ、でかまいません。
全部の練習を録音すると、聞くのが大変で、続きません。

まとめ

  • 自分の声は、自分には、低く聞こえている。録音で、確かめる
  • 道具は、スマホだけで十分
  • 毎回、同じ文を録音して、日付をつけて残す
  • 声の高さは、アプリで見られる。ただし、数字にこだわりすぎない
  • イヤホンで聞けば、細かく分かり、家族にも聞かれない
  • お風呂・車・カラオケ・ふとんの中で、小さな声で
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