男顔をやわらかく見せるシェーディングとハイライト|入れる場所と濃さ
メイクはうまくできた。肌もきれい。目元も変わった。
それでも、「なんだか顔が大きい」「ゴツく見える」。
これは、メイクの色ではなく、顔の形の問題です。
骨の形は変えられません。でも、影と光を足せば、形が変わったように見せることはできます。
目次
影と光で、顔の形が変わって見える
人の目は、暗い所は引っこんで、明るい所は出っぱって見えます。
この見え方を使うのが、シェーディングとハイライトです。
| シェーディング | ハイライト | |
|---|---|---|
| 何をする | 顔に影を足す | 顔に光を足す |
| 色 | 肌より少し暗い、茶色 | 肌より明るい、白っぽい色 |
| 見え方 | 引っこんで見える。小さく見える | 出っぱって見える。丸く、ふっくら見える |
| 使う場所 | 小さく見せたい所 | 丸みを出したい所 |
顔に茶色い粉を塗るの? 汚れたみたいにならない?
「塗ったのが分からない」くらい、うすく入れるんです。それでも、写真で見るとはっきり変わりますよ
男性の顔で、気になりやすい所
| 場所 | 男性の特ちょう | 足す物 |
|---|---|---|
| えら・フェイスライン | 角ばって、横に張っている | 影 |
| あご | 長い。先が四角い | 影 |
| 鼻 | 太く、高い | 影(鼻の横) |
| おでこ | 広い。骨が出ている | 影(生え際) |
| ほお | 肉がうすく、平ら | 光 |
| 目の下 | くぼんで、影ができやすい | 光 |
全部に入れる必要はありません。いちばん気になる所、1〜2か所から始めましょう。
用意する物
シェーディングは、パウダー(粉)タイプを選びます。
ブラシでふんわりのせられて、濃くなりすぎたときも直しやすいからです。
ハイライトは、細かいパールが入った、白〜うすいベージュの粉を。
シェーディングの入れ方

入れるのは、フェイスパウダーのあと。チークの前か、あとです。
入れる前に:ブラシは、必ず払う
ブラシに粉を取ったら、ティッシュの上で1回トンと払います。
取ったばかりのブラシを顔に当てると、最初に触れた所だけに、茶色がべったり付きます。
シェーディングの失敗は、ほとんどがこれです。
1.えら・フェイスライン
耳の下から、あごの先に向かって、フェイスラインのふちをブラシでなでます。
顔の内側ではなく、ふちと、その裏側(首との境目)に入れるのがコツです。
顔の輪かくが、後ろに引っこんで見えて、小顔になります。
えらが張っている人は、えらの角に、くるくると丸く重ねます。
2.あご
あごが長い人は、あごの先に、横向きに影を入れます。
先が暗くなると、そこで顔が終わって見えて、短く感じます。
あごの先が四角い人は、両はしの角に入れて、真ん中は残します。先が細く、とがって見えます。
3.鼻
鼻が太く見える人は、眉頭の下から、鼻のつけ根の両わきに、うすく影を入れます。
細いブラシか、指で。長さは、目頭の横あたりまで。
小鼻まで長く入れると、不自然になります。
4.おでこ
おでこが広い人は、髪の生え際にそって、影を入れます。
生え際が下がって見えて、おでこがせまく感じます。
ウィッグの前髪でおでこが隠れるなら、ここは入れなくてかまいません。
5.境目を、ぼかす
最後に、何もついていない大きなブラシかパフで、入れた所のふちを軽くなでます。
どこから影が始まっているか、分からない状態になれば完成です。
ハイライトの入れ方
ハイライトは、指でのせるのがかんたんです。
薬指に少しだけ取って、ぽんぽんと置きます。
| 入れる場所 | 見え方 |
|---|---|
| ほおの高い所(目の下の、ななめ外側) | ほおがふっくら、丸く見える |
| 目の下の三角(目頭の下から、ほおにかけて) | くぼみが明るくなり、顔が若々しく見える |
| 鼻すじ(眉間から、鼻の真ん中まで) | 鼻が細く、すっと見える |
| あごの先に、小さく丸く | あごが前に出て、顔に立体感が出る |
ハイライトを入れない所
- 鼻の先まで 鼻が長く、大きく見えます。鼻すじは真ん中で止めます
- おでこ全体 テカって見えます
- 毛穴が目立つ所 光ると、かえって毛穴が強調されます
顔の形別:どこに入れる?
| 顔の形 | 影を入れる所 | 光を入れる所 |
|---|---|---|
| えらが張っている | えらの角・フェイスライン | ほおの高い所・あごの先 |
| 面長(縦に長い) | 生え際・あごの先 | ほおの高い所に、横長に |
| 丸顔 | ほおの外側から、フェイスライン | 鼻すじ・あごの先 |
| ほお骨が出ている | ほお骨の下 | 目の下の三角 |
髪でも、輪かくは隠せる
シェーディングだけでがんばる必要はありません。
顔の横に毛がかかるウィッグを選べば、えらやフェイスラインは、髪が隠してくれます。
メイクで少し、髪で少し。合わせ技が、いちばん自然です。
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うまくいかないときは
| こうなった | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 顔に、茶色い線が見える | ブラシを払わなかった/ぼかしていない | フェイスパウダーを付けたパフで、上から押さえる |
| ヒゲが濃くなったように見える | あごや口のまわりに、広く入れすぎた | 影は、顔のふちだけに。口のまわりには入れない |
| 顔が、汚れたように見える | 色が濃い/量が多い | うすい茶色を選ぶ。1回の量を減らす |
| 顔がテカテカ | ハイライトが多い/広い | 指に取る量を減らす。置く範囲を、指先1つ分に |
鏡を、腕をのばした距離まで離して見てください。そこで「なんとなく小顔」に見えたら、成功です
よくある質問
毎回、入れたほうがいい?
必ず要る物ではありません。
チークまでできるようになって、「もう少し」と思ったときに足す道具です。
写真を撮るときは?
写真では、顔の立体感が平らにつぶれやすいので、ふだんより少しだけ濃く入れると、ちょうどよく写ります。
撮る前に、1枚ためしに撮って確かめましょう。
まとめ
- 暗い所は引っこんで、明るい所は出っぱって見える
- 影は、えら・フェイスライン・あご・鼻の横・生え際に
- 光は、ほおの高い所・目の下・鼻すじ・あごの先に
- ブラシは、必ずティッシュで払ってから
- 「塗ったのが分からない」うすさで。最後にぼかす
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