40代・50代から始める女装|年齢に合う服・ウィッグ・メイクの選び方
「女装を、してみたい」
その気持ちを、何十年も、心の中にしまってきた。
仕事も、家庭も、落ち着いた。
でも、鏡を見ると、もう若くはない。
「今さら、始めても、遅いんじゃないか」
いいえ。女装を始めるのに、遅すぎる年齢は、ありません。
40代、50代、60代で始める人は、たくさんいます。
大事なのは、年齢に合った「女性」を、目指すことです。
目次
目指すのは、「同じ年ごろの、きれいな女性」
SNSで見かける女装は、20代の、かわいい男の娘が多いものです。
それを、そのまま目指すと、苦しくなります。
ミニスカートに、ツインテール。それが似合うのは、女性でも、10〜20代です。
40代、50代には、その年代の女性の「きれい」があります。
落ち着いた色。上品な形。品のいいメイク。
街で見かける、すてきな同年代の女性を、思いうかべてみてください。
それが、あなたのお手本です。
かわいい服は、もう着ちゃだめってこと?
いいえ。家の中では、着たい服を、何でも着ていいんです。ここで話すのは、「自然に見せたいとき」の選び方ですよ
年齢を重ねた人の、強み
若い人には、ない良さがあります。
- お金に、ゆとりがある 良い物を、選べる
- 落ち着きがある しぐさが、ゆっくりで、上品
- 体の線が、やわらかくなっている 筋肉が落ちて、角が取れている人も多い
- 「上品な大人の女性」は、体を隠す服が多い ロング丈、はおり物、ストール
服の選び方
形
| 選ぶ形 | 理由 |
|---|---|
| ひざ下〜ロング丈のスカート・ワンピース | 脚を隠せる。上品に見える |
| ゆったりしたブラウス・チュニック | お腹まわり・胸板を、ふんわりおおう |
| カーディガン・ジャケット・ストール | 肩・腕・首を隠す。きちんと見える |
| Aライン(すそに向かって広がる) | 体の線が出ない |
| えりのある服・タートルネック | 首のしわ・のどぼとけを隠す |
避けたほうがいい形
- ミニスカート・ショートパンツ
- フリルやリボンが、たくさんついた服
- 体にぴったりそう服
- 肩・腕・胸もとが出る服
色
| 色 | 見え方 |
|---|---|
| 紺・グレー・ベージュ・こげ茶・ボルドー | 落ち着いて、上品 |
| くすんだピンク・ラベンダー・水色 | やさしく、女性らしい |
| 白 | 顔が明るく見える。ブラウスや、ストールに |
| 原色・パステルの強いピンク | 若い人向け。浮いて見えやすい |
上下とも暗い色だと、重くなります。
顔の近くに、明るい色(白いブラウス、明るい色のストール)を持ってくると、肌がきれいに見えます。
素材
- とろんとした、やわらかい生地 体にそって落ちて、上品
- しわになりにくい生地 きちんと見える
- つやつや光る、安い生地は、避ける
年齢を重ねた人ほど、素材の良さが、見た目に出ます。
1着に、少しお金をかけると、仕上がりが変わります。
ウィッグの選び方
長さ
| 長さ | 見え方 |
|---|---|
| あごが隠れるボブ | すっきり、上品。いちばんおすすめ |
| 肩につくミディアム | やわらかい。首を隠せる |
| ロング(胸より長い) | 年齢と合わず、不自然に見えやすい |
| ショート | 上品だが、顔の輪かくが出る |
同年代の女性で、腰までのロングヘアの人は、多くありません。
ボブ〜ミディアムが、自然です。
色
ダークブラウンか、ナチュラルブラウン。
真っ黒は、顔がきつく見え、しわや、くすみが目立ちます。
少し明るい茶色のほうが、顔がやわらかく見えます。
白髪まじりの「グレイヘア」のウィッグも、あります。年齢に合った、自然な選択です。
形
- 前髪あり おでこのしわ・生え際を隠す
- トップにボリュームがある 若々しく見える。顔が小さく見える
- ゆるいカール やわらかい印象
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メイクの選び方
年齢を重ねた肌には、若い人とはちがう、気をつける所があります。
肌:厚塗りにしない
しわの上に、ファンデーションを厚く塗ると、しわに入りこんで、かえって目立ちます。
- スキンケアで、しっかりうるおしてから
- 下地は、うるおうタイプ
- ファンデーションは、うすく。リキッドか、クッションタイプ
- 気になる所だけ、コンシーラーで
- フェイスパウダーは、ごく少なく。目のまわりには、のせない
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ヒゲ
年齢とともに、白いヒゲがまじってくる人もいます。
白いヒゲは、青みにはなりませんが、光に当たると、きらっと見えます。ていねいに剃ること。
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眉
- 眉尻が、うすくなっている人は、眉尻を描き足す
- 色は、ウィッグに合わせて、茶色か、グレーがかった茶色
- 太く、濃く描きすぎない
目もと
- アイシャドウは、ラメの少ない、マットなベージュ・ブラウン。ラメは、しわを目立たせる
- アイラインは、こげ茶で、細く。まぶたが下がってきた人は、目尻を、少し上向きに
- まつげを、上げる。それだけで、目が開いて見える
チーク
ほおの高い位置に、ふんわりと。
年齢とともに、顔は、下に下がって見えます。
チークを高めに入れると、顔全体が、上がって見えます。
色は、コーラル(オレンジがかったピンク)が、肌を元気に見せます。
リップ
くちびるの色は、年齢とともに、うすくなります。
色を足すだけで、顔が、ぱっと明るくなります。
- ローズ・コーラル・ベージュピンク
- うすすぎる色、青みの強いピンクは、顔色を悪く見せる
- リップクリームで、うるおしてから
体型の、カバー
| 気になる所 | カバーのしかた |
|---|---|
| お腹まわり | ウエストを、しめつけない服。チュニック、Aライン。補整下着 |
| 胸板・肩 | カーディガン、ストール |
| 首のしわ・のどぼとけ | タートルネック、スカーフ、えりのある服 |
| 腕 | 七分そで・長そで |
| 脚 | ロング丈。タイツ |
| 手 | 手袋、長めのそで。ハンドクリーム |
| 頭(髪がうすい) | ウィッグが、すべて隠してくれる |
髪がうすくなってきた人は、ウィッグをかぶるのが、かえって楽です。
地毛をまとめる手間が、ありません。
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しぐさ
年齢を重ねた人の、いちばんの武器は、落ち着いたしぐさです。
- ゆっくり、動く
- 背すじを、のばす
- 足を、そろえて座る
- 手を、ひざの上で重ねる
これだけで、「上品な女性」に見えます。
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健康面で、気をつけること
- 補整下着・コルセットは、きつく締めすぎない。血圧が高い人、持病のある人は、とくに
- ヒールのある靴は、ひざ・腰に負担がかかる。低い靴を
- 長い時間、ウィッグをかぶらない。蒸れと、しめつけ
- 肌が、うすく、乾きやすくなっている。化粧品が合わないと感じたら、すぐに使うのをやめる
着ていく場所
落ち着いた服を選べば、40代、50代の女装は、街に、とてもなじみます。
同年代の女性は、体を隠す服を着ていて、マスクや、帽子、ストールも、ふつうに使います。
若い人より、じつは、外に出やすいのです。
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プロにメイクをしてもらい、写真を残す、という楽しみ方もあります。
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家の中では、好きな服を
ここまで、「自然に見せる」ための話をしてきました。
でも、家の中で、だれにも見せずに楽しむなら、着たい服を、着ていいのです。
セーラー服も、メイド服も、フリルのワンピースも。
ずっと着てみたかった服に、そでを通す。それも、大切な楽しみです。
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よくある質問
家族がいる。どうやって始める?
道具は、鍵つきのスーツケースにまとめ、家族が出かける時間に。
出張先や、ビジネスホテルで楽しむ人も、います。
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妻に、話したほうがいい?
人によります。話して、いっしょに楽しむようになった人も、理解されなかった人もいます。
急がず、よく考えてから。
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若く見せたい
「若く」より、「元気に、きれいに」を目指しましょう。
肌のうるおい、チーク、リップ、まつげ、姿勢。これだけで、ぐっと若々しく見えます。
まとめ
- 女装に、遅すぎる年齢はない
- 目指すのは、「同じ年ごろの、きれいな女性」
- 服は、ロング丈・ゆったり・落ち着いた色。素材の良い物を
- ウィッグは、ボブ〜ミディアムの、茶色
- メイクは、うすく。チークとリップで、血色を足す
- 落ち着いたしぐさが、いちばんの武器
- 家の中では、着たい服を、何でも
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