地毛で女装する方法|髪の長さ別のスタイリングと、美容院での頼み方
ウィッグは、むれる。ずれる。置く場所も、いる。
「自分の髪で、できたら、楽なのに」
そう思う人は、多いはずです。
耳が隠れるくらいの長さがあれば、地毛でも、女装はできます。
ただ、地毛には、地毛の、むずかしさがあります。
ウィッグと、どちらが自分に合うかも、ふくめて、見ていきましょう。
目次
地毛と、ウィッグ。どっちがいい?
| 地毛 | ウィッグ | |
|---|---|---|
| 自然さ | ◎ 生えぎわ・つむじが、本物 | △ 物によっては、「かつら」に見える |
| 楽さ | ◎ むれない・ずれない | △ 夏は、暑い |
| すぐに、できるか | × のばすのに、時間がかかる | ◎ 今日から、ロングになれる |
| 輪郭を、隠す力 | △ 長さと、量による | ◎ 顔の横の毛で、隠せる |
| ふだんの生活 | × 髪型が、職場・学校で見られる | ◎ 外せば、もとの自分 |
| 髪の色・長さを、変える | × かんたんには、変えられない | ◎ かぶりかえるだけ |
「ふだんは、男性として、すごしたい」人には、ウィッグが向いています。
「髪をのばしても、問題ない」人は、地毛も、えらべます。
両方を、使い分ける人も、います。
あわせて読む女装ウィッグの選び方とおすすめ|自然に見える長さ・色・前髪
髪の長さ別・できること
| 長さ | できる髪型 | 女装のしやすさ |
|---|---|---|
| 短い(耳が出ている) | 前髪を下ろす・ヘアピン・帽子 | △ ウィッグを、おすすめ |
| 耳が隠れる(マッシュ・ショートボブ) | ショートボブ・耳かけ | ○ |
| あご〜肩 | ボブ・内巻き・ハーフアップ | ◎ |
| 肩より長い | ロング・ポニーテール・ツインテール・三つ編み | ◎ |

ストレート

ゆるい

ポニーテール

お団子
女の子らしく見える、髪の条件
長さより、大事なことが、あります。
女性らしく見える、髪のポイント
- 前髪がある(おでこ・眉・生えぎわを、隠す)
- 顔の横に、毛がある(輪郭・エラを、隠す)
- えりあしが、長い(首の後ろを、隠す)
- 全体が、丸い形(頭のてっぺんが、ふんわり。毛先が、内側に向く)
- つやがある
男性の髪型は、サイドと、えりあしを、短く刈る形が、ほとんどです。
ここを、のばすだけで、印象は、がらっと変わります。
短い髪で、できること
今すぐ、のばせない。そんな人でも、できることが、あります。
- 前髪を、下ろす。ワックスで上げない
- 分け目を、なくす。前に向かって、とかす
- ヘアピン・ヘアクリップを、つける
- ベレー帽・ニット帽を、かぶる。短いサイドと、えりあしが、隠れる
- フードつきのパーカーの、フードをかぶる
ただ、短い髪では、輪郭を、隠せません。
「かわいく仕上げたい日」は、ウィッグを使うほうが、ずっと楽です。
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耳が隠れる長さ〜ボブの、スタイリング
道具
手順

- 髪を、ぬらす(ねぐせを、取る)
- タオルで、水気を取り、ヘアオイルを、毛先につける
- 根もとから、ドライヤーで乾かす。頭のてっぺんは、下から風を当てて、ふんわりと
- 前髪は、上から、下に向かって風を当てる。左右に、ふりながら乾かすと、分け目がつかない
- サイドと、えりあしは、ブラシで、内側に入れながら乾かす
- 最後に、冷たい風を当てると、形と、つやが、たもたれる
アイロンで、内巻きにする
- 毛先を、アイロンで、はさむ
- 手首を、内側に返しながら、下にすべらせる
- 1か所に、長く当てない
毛先が、内側に入るだけで、「男性の髪」が、「ボブ」に見えます。
髪を、いためないために
- 乾いた髪に、使う。ぬれた髪に当てると、いたむ
- 温度は、140〜160度くらいから
- 同じ所に、何度も、当てない
肩より長い髪の、アレンジ
結べる長さがあれば、アレンジは、自由です。
地毛は、ウィッグとちがい、高い位置でも、結べます。
- ハーフアップ 上品。顔の横の毛を、残す
- 低い位置の、ひとつ結び ふだん着に、なじむ
- ポニーテール 元気な印象。えりあし・もみあげの毛の処理を、忘れずに
- ツインテール 地雷系・制服に
- 三つ編み・編みこみ
どのアレンジでも、顔の横の毛を、ひと束ずつ残す。これで、輪郭が、やわらぎます。
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美容院での、頼み方
理容室より、美容院へ
サイドを刈らずに、長さを残して、形を作るのは、美容院のほうが、なれています。
伝え方
「女装をします」と、言わなくても、かまいません。
使える言い方
- 「中性的な髪型に、したいです」
- 「のばしている途中なので、長さは変えずに、整えてください」
- 「サイドと、えりあしは、刈り上げないでください」
- 「前髪は、重めに残してください」
- 「丸い形に、したいです」
なりたい髪型の、写真を見せるのが、いちばん確実です。
女性の、ショートボブ・マッシュの写真で、かまいません。
ふだんの生活と、両立できる髪型
| 髪型 | ふだん(男性として) | 女装のとき |
|---|---|---|
| マッシュ(丸い、きのこのような形) | 前髪を、流す・上げる | 前髪を下ろし、内巻きに |
| センターパート(真ん中分けの、長め) | 分けて、後ろに流す | 分け目をなくし、顔の横に下ろす |
| ウルフ(えりあしが、長め) | そのまま | えりあしを、内巻きに |
「長めの、男性の髪型」として、通る形を選べば、職場や、学校でも、目立ちません。
言ってもいい、と思える人は、「女装でも使える髪型に」と伝えると、美容師さんは、とても、やりやすくなります。
のばしている、途中
髪は、1か月に、1センチくらいのびると、言われています。
耳が隠れるまで、数か月。肩まで、1年以上。
その途中は、まとまりにくい時期が、あります。
- 2か月に1回、美容院で、形だけ整える(長さは、変えない)
- 職場・学校では、耳にかける・後ろで結ぶ・ワックスで流す
- はねる毛先は、ヘアオイルで、おさえる
- 校則・職場の決まりを、確かめておく
のばしているあいだは、ウィッグで、女装を楽しみながら、待ちましょう。
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生えぎわ・おでこが、気になる人
おでこが、広い。生えぎわが、後ろに下がってきた。
これは、男性に多い、悩みです。
- 前髪を、厚めに下ろす
- 分け目を、ジグザグにする。地肌が、見えにくい
- 頭のてっぺんは、ドライヤーで、根もとを立てる
- ヘアバンド・帽子
地毛で、隠しきれないときは、ウィッグが、いちばん、確実です。
前髪だけの、小さなウィッグ(前髪ウィッグ)を、足す方法も、あります。
髪の色
- 明るい茶色は、やわらかく、女性らしい印象になる
- ただし、眉・ヒゲの色との差が、目立つことがある。眉も、明るくする
- 職場・学校の決まりで、染められない人は、黒のままで、かまわない。つやがあれば、十分に、きれいに見える
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髪質を、整える

地毛の女装で、いちばん差が出るのは、つやと、まとまりです。
- シャンプーは、頭皮を洗う。毛先は、泡を通すだけ
- トリートメントを、毛先に
- 洗ったら、すぐに、乾かす
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地毛の女装で、気をつけること
見落としやすい所
- もみあげ 男性のもみあげは、長く、こい。耳の前の毛を、短く整えるか、顔の横の毛で隠す
- えりあし 結ぶ髪型のとき、うなじの毛が、見える
- 髪のにおい 整髪料・汗のにおいが、残っていないか
- 身バレ 髪型は、写真で、本人だと分かる手がかりになる。SNSにのせるなら、ウィッグのほうが、安全
あわせて読む女装アカウントの始め方と身バレ対策|写真をのせる前に確かめること
よくある質問
くせ毛でも、できる?
できます。
くせを、ゆるいウェーブとして、生かす方法も、あります。まとまらないときは、ヘアオイルと、アイロンで。
白髪が、ある
染めるか、ウィッグを使います。
明るめの茶色に染めると、のびてきた白髪が、目立ちにくくなります。
ウィッグを、地毛の上に足しても、いい?
できます。
- 前髪ウィッグ
- つけ毛(ポニーテール・ツインテール)
- 部分用のつけ毛(長さ・量を、足す)
地毛の生えぎわを、生かしながら、長さだけを、足せます。
まとめ
- 耳が隠れる長さがあれば、地毛でも女装はできる
- 大事なのは、前髪・顔の横の毛・えりあし・丸い形・つや
- 短い髪の人は、帽子とヘアピンで。仕上がりを求める日は、ウィッグを
- 美容院では、「中性的に」「サイドと、えりあしを刈らないで」と伝える
- のばしている途中は、2か月に1回、形だけ整える
- 写真をのせるなら、身バレの面で、ウィッグのほうが安全
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