ウィッグのかぶり方|ネットのつけ方から、ずれない固定と前髪のなじませ方まで

ウィッグが届いた。

さっそく、頭にのせてみる。
……なんだか、浮いている。うしろから、自分の髪がはみ出している。おでこが、広すぎる。

「やっぱり、似合わないのかな」

いいえ。ウィッグは、「のせる」物ではなく、「かぶる」物です。
順番と位置を知れば、同じウィッグが、まるで別物のように自然になります。

目次
  1. 用意する物
  2. かぶり方の、全体の流れ
  3. 1.地毛を、平らにまとめる
  4. 髪が短い人(耳にかからないくらい)
  5. 髪が、耳や首にかかる人
  6. 髪が長い人(肩につく以上)
  7. 2.ウィッグネットを、かぶる
  8. つけ方
  9. 止める場所
  10. 3.ウィッグを、かぶる
  11. 前と、うしろを確かめる
  12. かぶる
  13. 4.位置を、合わせる
  14. 前後の位置
  15. 左右の位置(もみあげ)
  16. 分け目
  17. 5.固定する
  18. アジャスターで、しめる
  19. ピンで、止める
  20. 6.なじませる
  21. ブラシで、とかす
  22. 前髪
  23. 顔の横の毛
  24. 生え際を、隠す
  25. うしろを、見る
  26. 服と、メイクとの、順番
  27. 外すとき
  28. うまくいかないときは
  29. よくある質問
  30. かぶるのに、どのくらい時間がかかる?
  31. 長い時間かぶっていると、蒸れる
  32. 帽子をかぶっても、いい?
  33. まとめ

用意する物

ウィッグをかぶるときに使う物

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ブライトララ ウィッグ専用ネット

地毛をまとめる必需品。ウィッグと一緒に買っておきましょう。

ヘアピンは、ウィッグの色に近い、黒か茶色の「アメピン」を。ドラッグストアや、100円ショップでも買えます。

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ヘアピン(アメピン)を探す

かぶり方の、全体の流れ

図解ウィッグのかぶり方
①地毛を平らにまとめる

①地毛を平らにまとめる

後ろの一か所に、髪のかたまりを作らないようにします。

②ネットをかぶり、ウィッグを前から後ろへ

②ネットをかぶり、ウィッグを前から後ろへ

ネットに髪を全部入れます。ウィッグは前をおでこの生え際に合わせてから、後ろへかぶせます。

③もみあげを左右そろえ、前髪を整える

③もみあげを左右そろえ、前髪を整える

耳のあたりの高さが左右で同じか、鏡で確かめます。

ここから、1つずつ、くわしく説明します。

1.地毛を、平らにまとめる

ウィッグの下の髪が、でこぼこしていると、ウィッグも、でこぼこに浮きます。
頭の形を、できるだけ丸く、平らにするのが目的です。

髪が短い人(耳にかからないくらい)

何もしなくて大丈夫です。
前髪と、もみあげを、うしろに流しておくだけ。

髪が、耳や首にかかる人

  1. 髪を、うしろに向かって、とかす
  2. えり足の髪を、上に持ち上げて、ピンで止める
  3. 耳のまわりの髪も、上に持ち上げて、ピンで止める

髪が長い人(肩につく以上)

  1. 髪を、左右2つに分ける
  2. それぞれを、ねじりながら、頭にそわせて、ぐるっと巻きつける
  3. ピンで、何か所か止める

うしろで1つに、おだんごを作らないこと。そこだけ、ウィッグがぼこっと出ます。

2.ウィッグネットを、かぶる

ウィッグネットは、地毛をおさえるための、うすい網の帽子です。

つけ方

  1. ネットを、首まで、すっぽり通す(首に、わっかをかけた状態)
  2. 前のふちを、おでこの生え際まで引き上げる
  3. うしろのふちを、えり足の下まで下ろす
  4. ネットの上のあまった部分を、ねじって、頭の上でピンで止める
  5. ネットから出ている髪を、指で中に押しこむ

止める場所

ネットは、すべります。ピンで止めておきましょう。

  • おでこの上、左右2か所
  • 耳の上、左右
  • えり足、左右

ピンは、ネットと地毛を、いっしょにはさむように。

案内役

髪が短いから、ネットは要らないよね?

案内役

短くても、つけましょう。ネットがあると、ウィッグがすべらず、汗も吸ってくれます

3.ウィッグを、かぶる

前と、うしろを確かめる

ウィッグの内側を見ます。
タグ(商品の札)がついているほうが、うしろです。アジャスター(サイズ調整のひも)も、うしろにあります。

かぶる

  1. ウィッグを、両手で、内側から持つ
  2. ウィッグの前のふちを、おでこの生え際より少し下に当てる
  3. そのまま、うしろへ、帽子をかぶるように引き下ろす
  4. うしろのふちが、えり足にかぶさるまで

前から、うしろへ。
うしろからかぶると、前髪が顔にかぶさって、位置が合わせられません。

4.位置を、合わせる

ここが、いちばん大事なところです。

前後の位置

ウィッグの前のふちが、自分の生え際と、同じ位置か、指1本分だけ前に来るように。

  • 前すぎると、おでこがせまくなって、不自然
  • うしろすぎると、生え際が見えて、おでこが広くなる

左右の位置(もみあげ)

ウィッグの内側の、耳の前あたりに、小さな出っぱり(もみあげの部分)があります。

この出っぱりが、左右とも、耳の前の同じ高さに来ていること。

片方が上、片方が下なら、ウィッグがななめにかぶさっています。
両手で、左右のもみあげを持って、まっすぐに直します。

分け目

分け目のあるウィッグは、分け目が、顔の真ん中(または、決めた位置)に来ているかを見ます。

5.固定する

かぶっただけだと、動いたときに、ずれます。

アジャスターで、しめる

うしろの内側にあるひもを、フックにかけて、大きさを調整します。
きつすぎると、頭が痛くなります。頭を軽く振って、動かないくらいで。

ピンで、止める

  • もみあげの内側、左右
  • えり足、左右
  • (前髪の内側、1か所)

ウィッグの内側のネットと、ウィッグネット+地毛を、いっしょにピンではさみます。

外から、ピンが見えないように。

6.なじませる

かぶれたら、仕上げです。ここで、「かぶっている感じ」が消えます。

前髪と、顔の横の毛の位置を見る

前髪と、顔の横の毛の位置を見る

矢印のところが左右そろっていて、ほおにかかっていればOKです。

ブラシで、とかす

毛先から、少しずつ。
かぶるときに乱れた毛を、整えます。

前髪

前髪を、指で、少しずつつまんで、すき間を作ります。
べたっと、板のようにそろっていると、作り物に見えます。

顔の横の毛

顔の横の毛を、少しだけ前に持ってきて、ほおにそわせます。

ほお骨と、あごのラインが、髪に隠れます。
これだけで、顔が小さく、やわらかく見えます。

生え際を、隠す

おでこの生え際が、ウィッグから見えていないか、鏡で確かめます。
前髪で隠すか、ウィッグを、少し前に下ろします。

うしろを、見る

手鏡を使って、うしろも見ます。
えり足から、自分の髪が出ていないか。出ていたら、指で中に押しこみます。

あわせて読むウィッグのヘアアレンジ|ポニーテール・ツインテール・ハーフアップを、ネットを見せずに作る方法

服と、メイクとの、順番

順番やること
1メイク
2服を着る(頭からかぶる服は、ここで)
3ウィッグをかぶる
4リップを塗る

ウィッグをかぶってから、頭からかぶる服を着ると、ずれてしまいます。

外すとき

  1. ピンを、全部外す
  2. うしろから、前へ、そっと外す
  3. ウィッグネットを外す
  4. ウィッグを、ブラシでとかして、スタンドにかける
あわせて読むウィッグの保管方法|型崩れさせないしまい方と、見つからない置き場所

うまくいかないときは

こうなった原因直し方
頭のてっぺんが、とがって浮くウィッグが、うしろまで下りていないえり足まで、しっかり引き下ろす
うしろが、ぼこっと出る地毛を、1か所にまとめた平らに、広げてまとめる
動くと、ずれる固定していないアジャスターをしめる。ピンで止める
きつくて、頭が痛いサイズが小さい/アジャスターがきついアジャスターをゆるめる。大きいサイズに
おでこが、広く見えるウィッグが、うしろすぎる前に、指1本分下ろす
耳が、全部出るもみあげの位置が、高いウィッグを、深くかぶる

サイズが合わないと感じたら、下の記事を。

あわせて読む頭が大きい男性のウィッグ選び|頭囲の測り方とサイズ調整のしかた

よくある質問

かぶるのに、どのくらい時間がかかる?

はじめは、15分くらい。慣れれば、3〜5分でかぶれます。

長い時間かぶっていると、蒸れる

ウィッグの中は、熱がこもります。
ときどき、人のいない所で、えり足のあたりを少し持ち上げて、空気を入れましょう。

帽子をかぶっても、いい?

かぶれます。
帽子は、ウィッグの生え際と、つむじを隠してくれるので、はじめての外出にも向いています。

まとめ

  • 地毛は、平らにまとめる。うしろでおだんごを作らない
  • ネットは、首まで通してから、引き上げる
  • ウィッグは、前から、うしろへ
  • もみあげの出っぱりを、左右同じ高さに
  • アジャスターとピンで、固定する
  • 顔の横の毛を、ほおにそわせる
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