女装メイクのやり方|初心者が覚える順番と、男顔をやわらかく見せるコツ

「女装メイクって、何から塗ればいいの?」

化粧品の名前が多すぎて、どれを、どの順番で使えばいいのか、分からない。
はじめての人は、みんな、そこで止まります。

でも、女装メイクの流れは、じつは単純です。

「隠す」→「整える」→「足す」。この順番で、進めるだけです。

このページでは、女装メイクの全体の流れを、順番どおりに説明します。
くわしいやり方は、それぞれの記事へ、案内します。

目次
  1. 先に答え:女装メイクの順番
  2. 女装メイクで、いちばん大事な考え方
  3. 準備:ヒゲ剃りとスキンケア
  4. ベースメイク:肌を「隠す・整える」
  5. 1.化粧下地
  6. 2.コンシーラーで、青ひげを消す
  7. 3.ファンデーション
  8. 4.フェイスパウダー
  9. 眉と目もと:顔つきを「整える」
  10. 5.眉
  11. 6.まつげと、アイシャドウ・アイライン・マスカラ
  12. 仕上げ:かわいさを「足す」
  13. 7.チーク
  14. 8.リップ
  15. 顔の悩みに合わせて、もう一歩
  16. よくある失敗と、直し方
  17. そろえる道具
  18. メイクの落とし方
  19. ひとりで、うまくいかないとき
  20. よくある質問
  21. 女装メイクに、どのくらい時間がかかる?
  22. 男性用の化粧品でも、いい?
  23. ドラッグストアや100円ショップの化粧品でも、できる?
  24. 肌が弱い・ニキビがある
  25. メイクをしても、男に見えてしまう
  26. まとめ

先に答え:女装メイクの順番

はじめての日は、全部で40〜60分を見ておきましょう。慣れると、15〜20分でできるようになります。

順番することねらい
準備ヒゲ剃り・スキンケアメイクがのる肌にする
1化粧下地肌の色とテカりを整える
2コンシーラー青ひげ・クマを隠す
3ファンデーション肌の色を、ひとつにそろえる
4フェイスパウダーさらさらにして、崩れにくくする
5眉太くまっすぐな眉を、やわらかく整える
6ビューラー・アイシャドウ・アイライン・マスカラ目もとを、大きく、やさしく見せる
7チーク血色を足す
8リップ顔の印象を、しめくくる(服とウィッグのあとに)
案内役

こんなに、たくさん……

案内役

全部を、はじめから、きれいにやる必要はありません。まずは「1〜4」の肌づくりと、「5」の眉。ここだけで、顔の印象は大きく変わります

女装メイクで、いちばん大事な考え方

女性のメイクの本や動画は、たくさんあります。
でも、そのまま、まねをしても、うまくいかないことがあります。

男性の顔には、男性らしく見える「目印」があるからです。
女装メイクは、この目印を、ひとつずつ消していく作業です。

男性らしく見える所メイクでの直し方
ヒゲの青みオレンジ色のコンシーラーで、打ち消す
太く、まっすぐな眉眉の下側を整え、眉尻を細く、ゆるいカーブに
するどい目つき目尻を少し下げたアイライン・明るい色のアイシャドウ
ゴツい輪かく・えら外側に影(シェーディング)を入れる
テカり・毛穴皮脂を抑える下地と、パウダー

この「目印を消す」ができれば、あとは、かわいさを足すだけです。

あわせて読む女装が「男に見える」12の原因と直し方|上から順に確かめるチェックリスト

準備:ヒゲ剃りとスキンケア

洗顔のあと、両手で顔をつつむように、化粧水をなじませているところ

メイクの仕上がりは、その下の肌で決まります。

  1. ヒゲを、メイクの直前に、ていねいに剃る(時間がたつと、また伸びてきて、青く見えるため)
  2. 洗顔をする
  3. 化粧水と、乳液かクリームで、うるおす
  4. 5分ほど待って、肌になじませてから、メイクに入る

剃り残しがあると、ファンデーションが毛に引っかかって、かえって目立ちます。
剃り方は、ヒゲの剃り方の記事で、くわしく説明しています。

あわせて読む女装前のヒゲの剃り方|青みを減らす深剃りと、肌を荒らさない手順 あわせて読む洗顔のやり方|男性の肌を、メイクがのる肌に変える洗い方と、洗顔料の選び方

ベースメイク:肌を「隠す・整える」

1.化粧下地

下地を置く5か所(おでこ・両ほお・鼻・あご)と、真ん中から外へ伸ばす向き

おでこ・両ほお・鼻・あごの5か所に置いて、顔の真ん中から外へ、うすく伸ばします。

鼻やおでこがテカりやすい人は、皮脂くずれを防ぐ下地を選びましょう。
乾きやすい所には、うるおいを重視した物を使ってもかまいません。

下地とファンデーションを、1本ですませたい人は、BBクリームでもかまいません。男性向けに作られた色なので、肌の色になじみやすい物です。

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NULL BBクリーム

男性は、女性より地肌の色が少し濃いことが多いので、男性向けに作られた標準〜やや色黒の肌向けの色(オークル)です。これ1本で、肌の色ムラを整えられます。買ったら、まず、あごと首の境目に少し塗って、首の色となじむか確かめましょう。

あわせて読む女装のベースメイクの順番と、化粧下地の使い方|塗る量・崩れない塗り方

2.コンシーラーで、青ひげを消す

コンシーラーを、口のまわりにのせているところ

剃ったあとも、ヒゲの所が青っぽく見える。これが、女装メイクの、いちばんの悩みです。

青みは、肌色を重ねても、消えにくい色です。
青の反対の色、オレンジを、青い所にだけ、うすくのせます。

  • 使うのは、オレンジ色のコンシーラー
  • 塗るのは、下地のあと、ファンデーションの前
  • 指で、ポンポンとたたいて、なじませる(こすらない)
PRキャンメイク カラーミキシングコンシーラー 03 オレンジベージュ

キャンメイク カラーミキシングコンシーラー 03 オレンジベージュ

3色が1つに入ったコンシーラー。いちばん濃いオレンジ色が、ヒゲの青みを打ち消してくれます。色を混ぜて、自分の肌に合わせられるのも良いところ。

あわせて読む女装の青ひげ(青髭)の隠し方|剃り方とオレンジのコンシーラーを使う順番

3.ファンデーション

ファンデーションを、スポンジでほおに伸ばしているところ

色は、顔ではなく、首の色に合わせます。
顔だけ白くすると、首との境目が目立って、お面のように見えてしまうからです。

あごと首の境目に、少しのせて、なじむ色を選びましょう。
塗るときは、下地と同じように、真ん中から外へ。フェイスラインは、スポンジに残った分だけで十分です。

あわせて読む女装のファンデーションの塗り方|色の選び方と厚塗りにならないコツ

4.フェイスパウダー

パフを肌の上ですべらせず、置いて、離す

フェイスパウダーを、パフで、押して、離す。これをくり返します。
パフを、すべらせないこと。ファンデーションがよれてしまいます。

男性の肌は、皮脂が多めの人が多いので、ここを省くと、すぐにテカります。

あわせて読む女装のフェイスパウダーの使い方|テカりを抑えて崩れにくくする仕上げ

眉と目もと:顔つきを「整える」

5.眉

①眉頭は、小鼻の真上。②眉尻は、小鼻から目尻のほうへのばした線の先

眉は、顔の印象を、いちばん大きく変える所です。

男性の眉は、太く、まっすぐで、眉尻まで濃いことが多いもの。
女装では、次の3つを意識します。

  1. 眉の下側の、はみ出た毛を整える(顔用シェーバーが安全)
  2. 眉頭は、うすく。眉尻に向かって、細く
  3. 眉山(いちばん高い所)を、ゆるいカーブに

描くのは、パウダーとペンシルが1本になった物が、はじめての人には使いやすいです。

あわせて読むアイブロウとアイライナーの違い|女装の眉毛をやさしく見せる、整え方と描き方

6.まつげと、アイシャドウ・アイライン・マスカラ

目を閉じたまぶた。きわが濃く、上へいくほど、うすい色になっている

目もとは、次の順番で進めます。

  1. ビューラーで、まつげを上げる(まつげが短い人は、ホットビューラーが楽です)
  2. アイシャドウ:明るい色をまぶた全体に。濃い色は、目のきわにだけ
  3. アイライン:まつげの生えぎわを、うめるように。目尻を、少し下げると、やさしい印象に
  4. マスカラ:根元から、毛先へ

はじめは、アイラインを引かなくてもかまいません。
ビューラーとマスカラだけでも、目もとは、ずいぶん変わります。

あわせて読む男性(メンズ)のビューラーの使い方|短いまつげを上げるコツと、はさまないホットビューラー あわせて読む女装のアイライナーの引き方|ガタガタにならない描き方と、やさしい目元の作り方

仕上げ:かわいさを「足す」

7.チーク

にこっと笑ったときに、いちばん高くなる所を中心に、外へぼかす

にこっと笑ったときに、いちばん高くなる所。そこを中心に、外へ、うすくぼかします。

ブラシに取ったチークは、一度ティッシュの上で、軽く払ってから。
つけすぎを、ふせげます。

あわせて読む女装のチークの入れ方|位置・色・濃さで顔つきをやわらかく見せる

8.リップ

上くちびるは、真ん中の山から、左右の口角へ向かって塗る

リップは、くちびるの真ん中から、外へ。
塗ったあと、ティッシュを軽くはさむと、なじんで、落ちにくくなります。

リップは、服を着て、ウィッグをかぶったあと、最後に塗ります。服やウィッグの毛に、つかずにすみます。

あわせて読む女装のリップ選びと塗り方|浮かない色と、ふっくら見せるコツ

顔の悩みに合わせて、もう一歩

基本の流れに慣れたら、自分の顔に合わせて、足していきましょう。

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一重・奥二重で、アイメイクが見えない二重のり・アイテープの使い方
目もとを、もっとやさしくしたい涙袋メイク
まつげを、もっと華やかにつけまつげの付け方
顔の下半分に、自信がないマスク・メガネを使ったメイク
似合う色が、分からない似合う色の見つけ方

よくある失敗と、直し方

失敗直し方
顔だけ白く浮いているファンデーションの色を、首の色に合わせる
青ひげが、透けて見える下地のあとに、オレンジ色のコンシーラー
厚塗りに見える量を減らし、真ん中から外へ、うすく
眉が、こわい・濃いブラシで何度もとかす。綿棒で眉頭をぼかす
すぐにテカる皮脂を抑える下地と、パウダーを「押して離す」
アイラインが、ガタガタひじを机につき、少しずつ、点をつなぐように

「うすく塗って、足りなければ足す」。迷ったら、これを思い出してください。

あわせて読む女装メイクが崩れる原因と防ぎ方|テカり・ヨレ・青ひげの戻りを止める

そろえる道具

女装メイクに使う道具(下地・ファンデーション・パウダー・ブラシ・ビューラーなど)

最初から、全部をそろえる必要はありません。
はじめは、肌づくり(下地・コンシーラー・ファンデーション・パウダー)と眉から。
慣れてきたら、目もとの道具を足していきます。

全部の道具の一覧と、選び方は、下の記事にまとめています。

あわせて読む女装・男の娘メイクに必要なもの一式|最初にそろえる道具の全リスト あわせて読むドラッグストアと100円ショップでそろえる女装メイク|お金をかける所・かけない所

メイクの落とし方

クレンジングを、指のはらで、顔になじませているところ

メイクをしたまま寝るのは、肌荒れのもとです。
女装を楽しんだら、その日のうちに、メイク落としで、きちんと落としましょう。

  1. 乾いた手と顔に、メイク落としをなじませる
  2. 少しの水を足して、白くにごらせる(ここで、メイクが浮きます)
  3. ぬるま湯で、ていねいに流す
  4. 洗顔料で洗い、化粧水でうるおす
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メイクをした日は、落とすところまでが一式です。オイルがメイクになじみやすく、はじめてのクレンジングにも選びやすい1本。ポンプを2回押した量が、1回分です。

あわせて読む女装メイクの落とし方|クレンジング(メイク落とし)のやり方と順番

ひとりで、うまくいかないとき

本や動画を見ても、自分の顔では、なぜかうまくいかない。
そんなときは、プロに、自分の顔を見ながら教えてもらうのが、いちばんの近道です。

ビデオ通話で、家にいながら教えてもらえるレッスンもあります。

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よくある質問

女装メイクに、どのくらい時間がかかる?

はじめての日は、40〜60分ほど。慣れると、15〜20分でできるようになります。
時間がない日は、10分でできる女装メイクの手順が使えます。

男性用の化粧品でも、いい?

かまいません。とくにBBクリームなどのベースメイクは、男性の肌の色に合わせて作られた物のほうが、なじみやすいことがあります。
アイシャドウやリップは、女性用の物のほうが、色の種類が多く、選びやすいです。

ドラッグストアや100円ショップの化粧品でも、できる?

できます。お金をかけたほうがいい所と、安い物でいい所を、プチプラの記事にまとめています。

肌が弱い・ニキビがある

肌が荒れている日は、むりにメイクをしないことも、大切です。
メイクをするときの注意は、ニキビ・肌荒れのときの記事を読んでください。

メイクをしても、男に見えてしまう

メイクだけで、すべてを変えるのは、むずかしいものです。
髪(ウィッグ)と、服の形を変えると、同じメイクでも、見え方が大きく変わります。

あわせて読む女装が「男に見える」12の原因と直し方|上から順に確かめるチェックリスト あわせて読む女装ウィッグの選び方とおすすめ|自然に見える長さ・色・前髪

まとめ

  • 女装メイクは、「隠す」→「整える」→「足す」の順番
  • いちばん大事なのは、肌づくりと眉。ここだけで、印象は大きく変わる
  • 青ひげは、オレンジ色のコンシーラーを、下地のあと・ファンデーションの前に
  • ファンデーションの色は、首に合わせる
  • うすく塗って、足りなければ足す
  • その日のうちに、きちんと落とす

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